大滝製作所 走るゼロ戦 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

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昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

動態チェックのつもりで走る戦闘機をゴソゴソと奥の方から取り出してみた、

 

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取り出したのは大滝のゼロ戦と、ニチモの紫電改である、

 

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大滝のゼロ戦の転写マークの日の丸はまだいいとして、

 

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ニチモの紫電改の日の丸はひび割れしたりして剥がれてしまっている、

 

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とりあえずは、大滝のゼロ戦から走らせてみよう、

とは言うものの、直ぐには動いてはくれない、

 

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もちろんこれもセロテープにて貼り合わせている、

 

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だから、このようにいつでも分解可能、この大滝のゼロ戦は単3電池1本で走らせることになっているが、それで走らせるのは無理なこと、 

 
さて、セロテープを剥がして分解してみる、

 

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モーターの軸受部分に潤滑剤を吹き付けて、ピ二オンギアはまだOK,これは劣化しスカスカになっても交換は簡単、尾輪のギアにも潤滑剤を吹き付ける、

 

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電池は胴体の中ではなく、増量燃料タンクの中に収納する、

 

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再び胴体をセロテープで貼り合わせて、

 

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これでOK,単3電池1本を燃料タンクに入れて、

 

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この金属製の接点の穴に差し込むとスイッチが入る、

 

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いや実はこのタンクの中にスイッチがあるのだが、

 

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そんなややこしいことはやめて、タンクを差し込んだらスイッチが入るようにしたらよい、

 

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で結局、そのスイッチの突起物は廃止する、

走らせてみると、電池1本ではどうしてもパワー不足であり尾輪を接地させると止まってしまう、それならば1、5Vから3Vにするしかないだろう、

 

その前に、

 
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恥ずかしながら、一昨日の記事のとおり航空機の写真の撮り方を知った、
今回もそのやり方で撮ったらご覧のように人間の目でみたとおりの写真が撮れた、
 
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もちろん、箱絵は梶田達二画伯が描いたもの、
 
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単3電池1本を燃料タンクの中に収納し、それを胴体下の金属製の接点に差し込むことによりスイッチとなる、正確にはそのタンクにもスイッチなるものが付いているが、それは省いている、
 
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実は、このゼロ戦は電池1本ではパワー不足で回っている尾輪を接地させると止まってしまう、
ならば、1,5Vを倍の3Vにしてあげたらよい、
 
そう、3Vの小さなリチウム電池を燃料タンクに仕込んで走らせた、そうしたらスムーズに走ってくれる、
 
 
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最初の頃の発売したものの箱絵がコレ、なんと下手糞な絵だろう、
しかし、なんとなくこの絵のほうがレトロ感はある、
 
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同じ金型を使っているとは思うが胴体を比べてみた、
 
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う~ん、この当たりが少し違っている、ま、そんなことはどうでもいいか、
大滝製作所は電池1本使用であるが、これを2本使用にしたメーカーがあった、
 
それがニチモのゼロ戦、ニチモ ゼロ戦52型