「今の子は」

 

私たちが若い時にも、大人達に同じことを言われ、

多分、親が若い時も、大人達に同じ事を言われ、

 

そして、私達もまた、「今の子は」と自分達の子ども世代に対して思う。

 

私が、社会人になって、職場の後輩のゆとり世代にすらそう感じましたもん。

 

でも、そもそも生まれた時代が違うと

ルールやモラルや価値基準が違うから当たり前ですよね。

 

 

長男は家を継がなければならない、

女は早く嫁いで、夫を支え、家事をこなす。

自分が何をしたいかなんて許されなかった時代もありました。

 

 

今や、ジェンダーレスが世間的にも認められるようになり、

生まれた時から、SNSが身近にあり、

オンライン上で人間関係を築いたり、情報を発信して稼げる時代。

 

 

だから、

私たちが育った時代の子育てをしても違うよなっていうのは、

なんとなくわかりますよね。

 

だけど、正解が分からないから、しんどい。

 

 

 

しかも、時代は変わっても、その時代に生きたの親の

「こうあらねばならない」「こうあるべきだ」という価値観が

子どもにも刷りこまれていきます。

 

私たち自身も、無意識に引き継いだ価値観と現実とのギャップに

揺れ動いて葛藤しているということも多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

国が変われば当たり前も変わるし、

その時代時代でルールも価値観も違う。

 

 

そういう視点で言えば、

逆に、

「ルールなんてない。」

とも言えます。




 

でも、私たちが育ってきた環境で当たり前だったことや

知らず知らず刷り込んできてしまったことは、なかなか抜けないわけで。

 

だから、新しい事を受け入れることが難しかったり、

時間がかかったりもします。

 

 

心は、

「このやり方はもう違うんじゃない?」

「これって、うちの子には合わないんじゃない?」って感じているもんだから、

今までの考え方にしがみつこうとすると、

ものすごくしんどく感じてしまう。


 

新しい考えを取り込むのは勇気がいることもあります。

 

 

でも、しんどくなっているのなら、

握りしめている

「こうあるべき」「こうあらねばならない」を

見直すチャンスです✨