なんか、何をするにもやる気が出ない。
 

いや、やりたいと思ってるけど、
気持ちだけが焦ってる。
 

でも、どうしていいかわからない・・・
 

このままじゃヤバい。

早くなんとかしないと。

焦る・・・
 

やたらとイライラする・・・
 

今の状況を脱出したい!
 

でもどうしたらいいかわからない
 

答えを教えて!

答えをくれ〜!

 

仕事を辞めて、自分の道を模索し始めた私が、なかなか進まない焦り、生活費の不安、新しい環境で奮闘する子ども達を見守る母としての役割を抱え、この状態に陥っていました。

 

 

この状態、悶々としますよね。

自分で自分がわかっていなくて、
「どうしたいの私は!!」という状態でしんどい。
 

この状態に陥ってしまうと、ネガティブな感情に囚われてしまって、

なかなか自分をコントロールできません。

 

 

 

この状態、実は、
”エネルギーが枯渇”している状態なんです。

 

 

 

この状態では、何か考えようとしても、いいアイディアも浮かばないし、

何かしようとする活力も生まれないんですね。

 

 

なんでこんな状態になってしまうのか

 

それは、

自分の本音と自分の意識が一致していないからです。

 

 

誰かのため

誰かが不快な思いをしないように

こうした方がいいと言われているから・・・などなど

 

 

さまざまな感情や都合が先行して、

「自分はどうしたいのか」が置き去りにされた結果、

自分の本音がわからなくなってしまっています。

 

 

 

私達は、何かをしようって決めたときに、
頭で考えた事と心で感じた事のどちらかを動機に行動します。

 

「本当はこうしたい」という気持ちがわかっていても、

わかった上で自分で納得して”選んでいる”のならいいんです。

 

でも、

自分がどうしたい、何したいということにも気づかず、

知らず知らずに選ばされているということが問題なんです。

 

これを聞いても、ピンとこない方もいると思います。

 

評価されないといけない

理想とする自分でいなければならない

誰かが悲しまないために

誰かが喜んでくれるように

などなど・・・・それを選ぶことが当たり前になってしまっているから。

 

 

 

私たちが望んでいるものは、

・自分が心から望んでいるのも

・周りに流されて表面上望んでいるもの

・なんとなくそう思い込まされているもの

こういうものがぐちゃぐちゃに混ざり合っているんです。

 

理想は理想であって、自分が望んでいるものでないことの多いこと。
自分がそうありたいと思っているものも、実はそうではなくて。

 

 

親として、妻として、上司として、同僚として、地域の住人として、

「都合」「ルール」「周りの目」「他人から求められる自分」

いろんなものが、自分の本音をわからなくさせてしまいます。

 

 

でも、私達は生きる限り、自分の本音と行動を一致させていく必要があります。

そうしない限り、エネルギーは自分に流れてこないから。

 


幸福感や心が満たされた感じが持てる状態って、

自分にエネルギーが満ちている状態なんです。

 

 

自分の本音がわかると、

本当に求めていることに意識がフォーカスし、

それに必要な情報、人、環境、必要な行動も

キャッチできるようになり、

自分用にカスタマイズされた人生が流れてきます。

 

 

でも、自分の本音をなかったことにしている人は

本当に多いんですね。

 

私も、しっかり自分と向き合ってきた自負はありますが、

未だに、気づいてなかったことはたくさんあります。

 

 

そして、その本音をなかったことにし続けていると

「自分がどうしたいのかさえわからない」という状態になってしまう。

 

 

それが大問題です。

 

この状態を脱するためには 

「無意識な自分に気づくこと」からです。

 

 

 

じゃあ、どうしたら、自分の本音を知ることができるのか?

 

それは、自分の感情を感じることです。

 

感情は、自分を知るためのナビゲーションシステムになっています。

自分と一致していたら、安心、心地いい、しっくりくる、楽しい、惹かれるという

という感情を感じます。


 

逆に、自分と一致していないことは、
イライラ、違和感、怒り、罪悪感、悲しい、見栄などの

ネガティブと言われる感情を感じます。

 

 

目の前の人や出来事にネガティブな感情を持ったとしたら・・・

 

どんなことを思って、何を感じたかを見ることで、

自分の本音を知ることができます。

 

 

 

 

感情の大切さを説明をするために、

まずはエネルギーのお話をします!

 

 

私達の周りは全てエネルギーでできています。
物質も、人も、全てエネルギーでできています。
思いや意識もエネルギーです。
場所からもエネルギーが出ています。

 

 

「なんかこの人いると元気になるわ!」とか
「この場所、なんか落ち着くわ〜」とか、

ちゃんとエネルギーを感じているんですね。

 

 

そのエネルギーは、波のように小さく小刻みに震えながら放出されています。

それを波動といいます。

 

波動は、周波数であり、エネルギーです。
いろんな説明をしている人がいますが、全部一緒のことです。

 

 

ラジオが、周波数を合わせてチャンネルを変えると、違う番組が聞けるように、
私たちは、自分の周波数にあった人を引き寄せてお付き合いをし、
周波数にあった情報に触れ、周波数にあった場所へ導かれたりします。

類は友を呼ぶってこの事を意味します。

 

 

いい気分でいる時や、安心している時、
何かに熱中している時、
前向きな気持ちでいる時など、
自分のエネルギーは、とても高い状態でいられます。

 

 

 

ただ、私達には、今までの人生でつくってきた
・思い込み
・未消化の感情
・自分の常識(価値観) 
が大きなものから小さなものまで自分の中に溜まっています。

 

このいつの間にか持ってしまった思いこみや価値観の経験に
付着した感情の周波数が同じような体験を引き寄せています。


(これが、よく言われる引き寄せの法則ですね)

 

 

言い換えると、見せられています。

 

 

いくら頭でいい気分でいるようにしようとしても、
確かに自分にあるものが波動として出ているので、
その低い周波数の感情がその体験を引き寄せてしまいます。

 

 

でも、これ、捉えようによっては、ラッキーチャンスなんです。

 

何度も何度も繰り返し起こるネガティブな出来事は、

「いい加減、気づきなさいよ~」というお知らせです。

 

その思い込み、価値観、感情を手放した方がいいってことですよ。

 

手放した状態が本当のあなたって事です!

 


 

例えば、

子供が「買って買って買って!」とねだることに苛立ちを感じているとします。
「子供ってこんなもんか」とはなかなか思えず、
感情が爆発して、イライラが抑えられない人がいた場合、
自分のある気持ちを否定して、心の奥にしまい込んでしまっていることがあります。

 

心の奥にしまいこんでしまった事は、不思議なことを起こします。

 

その人は、自分の周囲にいる人たちの”自分の都合を押し通すこと”が
とても気に触るようになり、

ひどい場合には、そんな人たちを批判したり、
見くだすようにもなります。
 

 

ここで大切なのは、
心の奥に押し込んでしまった自分の気持ちは、自分の一部だということです。

 

確かにあった自分の一部の存在を認めなかった代わりに、
他の人の似た部分を否定的に感じてしまっているんです。

 

 

これは、私の事例なのですが、

私は、子どもを通して、「本当はそうしたかった」という気持ちを持っていた自分が
”確かにいる”ということを見せられていたんです。

 

心の奥にしまい込んで存在しないことにした自分の一部は、
押し込まれてしまっただけで、無くなるわけではない。

 

本当の気持ちに触れられた私は、反応してしまいます。

感情は荒ぶるのに、「本当はどうしたい」という気持ちがわからないから、
心と言動はあべこべで


子どもと衝突、大爆発、大炎上・・・ということが起こってしまいます。

結構、本当に、メンタルやられるくらいしんどい状況です。
 

 

 

気づいてもらえない自分の一部を意識化して、自分自身に迎え入れてあげることで

エネルギーが自分に流れるようになります。

 


”相手はどうか” はさておいて、

この状況を解決しない限り、
登場人物を変え、シチュエーションを変え、手を変え品を変え、
同じような問題が目の前に起きます。

 

 

日常の中、人生を振り返ると、「あれ?結局、同じようなことで悩んでないか?」
と気づく事があるかもしれません。

 

 

それは、「その考え方持っていたら、生きていくのにしんどくないですか?

その考え方もうやめてもいいんだよ。しんどかったね。」

 

と何度も訴えかけてきてくれているようなものです。

 

しかも、親子関係、夫婦関係のように関係が近ければ近いほど、

強く感情を揺さぶられてしまいますよね?

 

超イライラするし、ぶつけ、ぶつけられやすい関係でもあります。

 

あまり人に対して怒りの感情を感じることのなかった私は、

”頭に血がのぼる”ということを子供とのやり取りで経験しました・・・

 


 

そもそも、子供は親を選んで生まれてきていますし、

夫婦となった相手も、共に学び合うために関係を決め、
それぞれに課題を持ってきています。


だから、そこには、深い気づきが隠れています。

 

自分の本当の気持ちに気づくということは、本当の自分に気づくということ。

 

イライラ、モヤモヤは、それに気づいてというメッセージなんですね。

 

その裏側に、何が隠されているんでしょう?
 

「この出来事は私に何を気づかせようとしているのかな」
ということに目を向けて、

その事に気づく事ができると、

意識が変わり、
自分の捉え方が変わることで、見えてくる世界が変わります。

相手の態度が変わったり、状況が好転したりするなど
自分が辛いと思っていた状況に変化が起きるんです。

 

 

 

まずは、日常の中で

なんか引っかかる
イラッとした
モヤっとした出来事を取り上げてみましょう。

 

 

「その出来事は自分に何を気づかせようとしているの?」
と自分に問いかけてみてください。

 

その出来事そのものではなく、
「その出来事で、あなたは何を感じたか?」が重要です。

 

脳は答えが出ないことを嫌います。

 

ずっと問いかけていくと、脳は答えを探し続けていきますよ。