私達人間には、さまざまな感情があって、
その感情を味わうことが楽しみの一つでもある一方、
感情に支配されてしまうこともあります。

 

 

問題なのは、同じ感情にしがみついてしまう癖がついていると

いつまでもクヨクヨしたり、
イライラしたり、
新しいことを始めたいのに始められなかったり、
自分らしくいられなかったり、
同じループを繰り返してしまうことです。

 

 

この状態をなんとかしたい!
っていうのが、悩みなんじゃないかと。

 

 

感情を感じろ!としつこめにいう理由
 

多くの人が、子どもの頃から
「すぐに怒ったらだめ」とか「自分勝手はダメ」とか
いいことと悪いことに分けられて、
自分の素直な感情を表現することを押さえつけられてきてしまいました。

 

 

で、感情を出すことはダメなんだということを刷り込んできてしまった。

 

 

結果、無意識に隠してしまって
自分の本当の気持ちが見えていないということが起こっています。


 

感情を自分でコントロールすることと、
感情を抑えることは全く違います。

 

 

自分の感情を押さえつけるということは、
自分を無視することと同じことなんです。

 

 

もし、あなたが無視されているとしたら、周りの人にどうして欲しいと思いますか?

 

 

相手にして欲しい、話を聞いて欲しい、存在を認めて欲しいと思いますよね。

 

 

自分の本当の気持ちを無視するということは、
これと同じことを自分自身にやっているのと同じことなんです。

 

 

だから、ズバリ、

囚われた感情から解放される方法は、

無視している自分自身の存在を認めて、話を聞く、そして、和解する。

です。


否定されてきた自分が肯定されれば、その言葉の通り、
自己肯定感が上がると思いませんか?

 


これが自己肯定感の正体です。


「ひどい自分」、「嫌な自分」
「悲しんでいる自分」、「理想とは違う自分」などなど
ひた隠しにしている自分を見つけ出して

 

 

それを

「嫌だと思ってもいいよ」

「理想になろうとしなくていいよ」
「思っていたことをなかったことにしなくていいよ」
と受け入れるってことです。

 

受け入れて肯定した瞬間に、
受け入れられた本当の気持ちは成仏していきます!


そして、何が起こるかというと、
意識が変わり、世界の見え方が変わります。


そうすると、今まで嫌だな、辛いなと感じていたことが
辛い出来事には感じられなくなったり、
嫌な人、イライラする人物の態度まで変わることだって
あるんです。

 

 

 

 

私は、
「本当は嫌だと思っている」という気持ちを
なかなか受け入れられない時期がありました。
 

「私が断ることで、悲しい思いをさせないかな」と
気乗りしないのに応えたり、
状況を察して「ここは、私が出るとこだな」と出てしまったり。

 

 

でも、ここには、

「期待に応えられる人でいたい」
「自分の都合で子どもの要望に応えられないような親になりたくない」
「困っている姿を見たくない」
という気持ちがありました。


「やってあげたい」という気持ちがあるのは確かです。

 


でも、「本当は嫌」という気持ちが自分にあると認めるのは、
冷たい人のような気がして、
「嫌だと思ってない」って突っ張っていました。
 

 

この「本当は嫌」という気持ちを自分で認めることができると、
ふっと、身体から力が抜けるのがわかります。

「断る」、「やらない」という選択肢も見えてきます。

 

 

こんな事が日常の至る所に潜んでいます。


さらに厄介なのは、

「自分で認めてあげる」とは、頭では分かっていても、
自分の気持ちを認められないことがあることです。
人から適切なアドバイスをもらっても、
図星すぎて受け入れられないこともあります。



そこには、先ほどみたいに
「冷たい人間になりたくない」
「期待に応えられる自分でありたい」
のように
プライド、罪悪感、無価値観など
複雑な感情が絡み合ってなかなか受け入れにくいことが多いんです。

 

 

でも、自分から出た言葉だと、不思議なもので、

「確かに私の中にあった!」と分かって、受け入れられるんですよね。

 

だから、自分の口で言葉にしていきます。

 

 

受け入れられないままでいる感情はどうなるのでしょうか?

 


本当の気持ちは、
あなたに受け入れてもらえるまで心の中に溜まり続けて
いつか大きく爆発します。

 

 

この感情の爆発は、

自分も受け入れてほしい

自分のことを優先してほしい

自分の気持ちを知ってほしい

っていう気持ちの表れなんです。

 

 

愛情深くて人のために尽くしているあなたの中には、
無視してしまっている気持ちがありませんか?

 

私のセッションは、「なきものにしている自分の気持ちを見つけて言葉にする」です。

 

奥の奥に閉じ込められてしまったネガティブな感情の周波数をクリアにすることが

根本的な変化を進めます。

 

奥の奥に閉じ込めてしまったことを意識に引っ張り上げて、
周波数を変えていくことをサポートするのが私です。