子どもが悲しい思いをしてると
そんな思いをしないようになんとかしてやりたい。

 

機嫌悪くなっていると
私がなんとかしてやらないといけないような気になって
策を立てる。

 

と、こんな風に子どもの機嫌に
知らず知らず振り回されていた私。

 


子どもの機嫌が悪かったら、
忙しい時間にせっせと要望に応えてみたり、

すかさず喧嘩の仲裁に入ったりしてました。

 

子どもの事情で悲しくも、不安にもなってしまいます。
子どもの都合で機嫌が悪くもなってしまいます。
 

 

 

 

 

これ、子どもに限らず、人間関係の中でも、
”相手の顔色が気になってしまう人”
という括りの話でよくあるんです。

 

心理の世界でも、

 

「相手の課題と自分の課題を切り離すことが大事」

 

ということは言われていて、

重々わかっているはずなんですけど、

 

子どものことになると、

 

親としての責任とか

子供を導く義務があるとか

特に、心配する気持ちが大きくて

判断がわからなくなってしまうんじゃないかと思うんです。


子どもの気持ちを汲んで先回りして動けるお母さん
子どもを放っておかないお母さんであろうとしていました。

 

 

 

なんの問題もなく日常が過ごせているのなら、
問題に取り上げる必要なんかないですが、

子どもの機嫌に振り回されて疲れている自覚があるのなら
ちょっと耳の痛い話を読んでみてください。

 

 

※前提として、

相手の気持ちが痛いほどわかってしまうが故に
悲しくもなるし、
嫌な気持ちを避けてあげたいとも思うので、

 

お母さん自身が感受性が高いのだということを
知っておいてくださいね。

 

 

周りの人も当たり前に同じことを感じていると

思ってしまいますが、
実は、そうでもないんです。

 

 

 

子どもの機嫌をとりながら子どもに発しているメッセージ

 


子どもの機嫌をとるってことは、

 

「私が望むように振る舞ってくれないと私は不安になる。

私が選んだことの方が安心。だから、私を安心させてね。」

っていうメッセージでもあります。

 

納得してしまいました・・・

 

 

その安心を得るために、

私の価値観でこれをしておけば安心!ってことを

相手に押し付けているんです。

 

 

耳が痛いですよね・・・

 

 

 

うちの一番上のお姉ちゃんは、

新しい環境では、借りてきた猫みたいになってしまう子。

 

二番目の息子は、

人の言葉をそのまま受け取って、傷つきやすい子。

 

だから、

 

「傷ついていないだろうか」と心配もするし、

石ころ避けたり、先回りもしたくなります。

 

 

辛い思いをさせるのが嫌だし、

笑顔でいるのかが気になります。

 

 

 

「楽しんで欲しい。

 

子どもたちが楽しんでいないと私は安心できない。

 

だから、どんなことがあってもなんとか楽しんでくれ!

 

自分の力でできないなら、私が楽しませてやる!」

極端にいうと、私の思いはこういうことです。

 

 

 

いろんなハラスメントがある現代社会ですが、

多分、私がやっているのは

”楽しめ楽しめハラスメント”

に当たるんじゃないかと。

 

 

これって、子ども達の乗り越える力を信用してないってことでした。

 

 

私自身、

「うちの子には、その問題を乗り越える力はないの」
と思ってしまっていたんです。
 

だから、手を出したくなるし、

任せることも怖かったんです。

 

 

この不安な気持ちが落ち着いていくための知識として

知っておくといいことがあります。


それは、
ちゃんと子ども達自身が乗り越える力すでに持っている
ことをわかっておくことだと思います。

 

 

私自身、それが腑に落ちた時、

子ども達にも乗り越える力があるということを信用できるようになり、

何があっても、どんと構えていられるようになりました。

 

悲しんでる姿を見るのは、やっぱり私も辛い事ではあるんですけど、


すかさず、

お母さんが入ってしまうことは、
子ども達の自分で自分の気持ちに向き合う時間を奪ってしまっていたのだ

ということもわかりました。

 

 

 

子ども達はちゃんと

 

私が勝手に不安だと思っていたことも、
自分なりに向き合っているし、

嫌な気持ちからもスパッと気持ち切り替えているのがわかりました。
こっちの感情が置いてきぼりのことの方が多々です・・・

 

 

『子どもの機嫌は、子どもの問題』ですね。

 

 

私たちが子ども時代、いろんな葛藤をしてきたように、
子ども達も、その経験が必要なことがあります。


 

基本的には人生ハッピー!でいいと思うんですけど、

葛藤というものがあるからこそ、

「私はこうなりたい」という気持ちが芽生える大切なことでもあります。

 

 


それでも、
不安が消えない
見守るだけは辛い・・・

 

という方は、

 

 

子どもさんが「辛いだろう」「悲しいだろう」

と思っているその感情は、

 

お母さん自身が抱いている感情そのものだよ

 

というところに目を向けてみよう。

そこに、お母さん自身の中にある気づいてほしい想いが
あるはずです。

 

お母さんの変化は、子どもの変化✨