つづき。
私は自分に意識を向けて生きてきた。
それは、
視線を向ける。とは、違うものだった。
番外編で、少し書いてるが、
ある夢を見た。
イメージ的には、こんな感じだ。
隣に誰か居るという感覚が、
素晴らしく心地良かった。
隣の人が、他の人と喋ってるシーンでは、
私の心の中は華やいでいた。
目が覚めて、理解したのは、
あれは父とのポジション。
父が商売してる時。
お客様と話してる時。
知り合いと出会った時。
見ず知らずの人と気さくに話す時。
滅多に側にいたことは無かったが、
私はその側に居ることで、
小さなプリンセスになっていた👸
何も話さず、ただ側に居る。
それだけ。
そのポジションが、私には、
特別だったんだ。
安堵するポジションである。
・
夢を見て、ソレに気づいたと同時に、
父は私を見ていない。ことにも気づいた。
視線が、いつも他の人。
もしくは、ニコやかに私に喋ってはいるけれど、
自分の話ばかりだ。
あれ?
プリンセスじゃない。
なんならメイド。
(メイドが良くないという意味ではない)
あれ?
家族みんなが見ていない。
コレが当たり前すぎて、
視線を向けられることに慣れてない気がする。
あれ?
私が私を真っ直ぐ見たらどうなんだ??
意識の中でやってみた。
これまでと違う。
なんか違う。
もしかして?これが
愛着の原型じゃない?
もう少し検証していこう。
つづく。