あけましておめでとうございます!
今年も手賀沼タナゴ台帳のご愛顧のほど、よろしくどうぞお願いいたします!
さてさて、新年早々なのですが、昨年2019年タナゴ台帳の決算報告をさせてください。
1.おととし、昨年と、年を追うごとに厳しい決算となっております。
要因としては、①手賀沼のホソ環境の悪化、②ナガエツルノゲイトウ大繁殖によるタナゴ釣り場の消滅、③タナゴ生息数の激減が挙げられます。
一つ目のホソ環境の悪化に関しては、洪水等の増水による、田んぼ側ホソへ土砂や稲わらが流入し、ホソの浅底化で、夏場のホソ水温が上昇し、ホソの温暖化のため、タナゴが住めなくなったことに加え、堆積した土砂や稲わらが高水温で発酵し易くなりヘドロと化し、発酵ガスの発生、水質の悪化と、ホソの生態系にとっては負の連鎖、悪循環の【ユーグレナ現象】発生の原因となっております。
公共による定期的なホソの掘り起こし工事は、当然ながら、田んぼの水量管理が優先なので、ヘドロのホソが掘り起こされるのは、いつになるのか見当もつきませんが、この冬の時期でも、薬品臭を放つホソがありますので、市か県かお国のお役人さまに、このホソの現状が、お目に留まりますことを願うのみです。。
2.環境が悪化するホソがある一方、ここ数年内に掘り起こされたホソでの釣果は好調でありまして、この釣果が示す通り、ホソの掘り起こしが釣果回復のカギとなっていることは明確です。
3.そして、二つ目の要因②ナガエツルノゲイトウの大繁殖によるタナゴ釣り場の消失です。。
こちらも公共工事による駆除が、根本的な対策となります。
一昨年は、北柏公園付近の大堀川河口周辺と、根戸側(ふれあいライン岸)、昨年は、発作と書いて「ほっさく」とよぶ橋の袂が、ゲイトウに完全に封鎖されたため、緊急駆除工事が施工されました。。
しかし、4,5年前までタナゴが釣れていた、ひどり橋から大津川の両岸は、ゲイトウ繁殖率が90%超となっていて、昨年の台風による洪水や、異常気象によるゲリラ豪雨の増水を想定すると、このままのゲイトウの放置は、治水の面からリスクがあると、素人ながらにもそう思います。
4.すみません、、ゲイトウ憎しの気持ちが強く、横道にそれてしまいましたが、タナゴ釣り目線でのゲイトウ対策ですが、タナゴ釣り人、ひとり一人が、タナゴ釣り場でのゲイトウの早期発見早期駆除!を心掛け、実行するしかありません。。
駆除方法は、もちろんその場から抜き取って、流してしまっては、下流へのゲイトウの拡散になるため厳禁です。
ゲイトウは小さなうちに抜きとり、その場で水揚げし、天日干しにして駆除!で、お願いします。
5.三つ目の要因はこちらの方々です。。
四つ網やキラーで根こそぎ、それこそ一網打尽で取って持ってちゃうんですからね。
タナゴちゃんが居なくなるはずですよ。。
各々言い分はあると思いますが、コンプラ的にどうなんでしょうね。。
6.そして決算報告、、2019年タナゴ台帳釣果は、前年比50%減で【1078タナゴ】でした。。
7.今回の決算報告では、釣り場の環境の悪化など、外部の要因ばかり並べてしまいましたが、あか竿自身の釣行回数やタナゴ時間が激減していることや、中山開催の時期になると、JRAに入れ込んでしまったことなど、内部の要因によることがかなりありますので、今年2020年は、タナゴファーストにより一層心掛け、ワークとライフのバランスの重きをタナゴちゃんを軸にしまして、釣果倍増計画を推進してまいります。
新年早々長々となってしまいましたが、今年のタナゴ台帳もよろしくお願いいたします。
へば!