ブロガーリーグEpisode0 カイオー編 | 石丸書店 アメブロ支店

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 基本的にサイトに反映される記事は書かない思います……。(^ ^;)

 はい、という訳で、いよいよブロ友さんコラボ企画『ブロガーリーグ』スタートします!

 目標としては、本編含めて一月に1話のペースで更新出来たら……と思っています。

 

 今回は本編前のプロローグ、KAIOHさん編です。

 ではスタート!


 

カイオー「連続通り魔?」

 

 

かもめ「ええ。しかも、それがただの通り魔ではないらしいんです」

 

カイオー「と言うと?」

 

 

かもめ「生き残った被害者の証言で共通しているのが、『マネキンに襲われた』と……」

 

 

カイオー「マネキンに……? 不可解な事件だな」

 

 

クリム「カイオー、これは詳しく調べてみた方が良さそうだな」

 

カイオー「そうですね、クリム博士」

 

その夜……

 

 

カツ、カツ、カツ……

 

 

キリキリキリキリ……

 

 

キリキリキキキキ……

 

 

バッ!

 

 

かもめ「なるほど。これは確かに“マネキン”ですね」

 

 

クリム「おとり捜査成功だな Success!!

 

カイオー「これは……武装神姫?」

 

 

かもめ「知っているのですか?」

 

カイオー「ああ。だけど、オレも見たのは久しぶりだ」

 

 

キリキリキリキリ……

 

 

かもめ「問答無用のようですよ」

 

カイオー「そうみたいだね」

 

 

キィィィ……

 

 

バッ!

ババッ!

 

 

かもめ「武装した!?」

 

カイオー「まあ、“武装”神姫だからね」

 

 

クリム「カイオー、かもめ、油断するな!」

 

 

かもめ「はっ!」

 

バッ!

 

 

ガィィィン!

 

 

ヒュバッ!

 

 

かもめ「はあっ!」

 

ガキィィィィン!

 

 

ザザッ!

 

 

ジャキン!

 

 

かもめ「!」

 

 

ギュァァァァァァァァッ!

 

かもめ「くっ!」

 

 

バキン!

 

かもめ「うっ!」

 

 

ガラガラァァァァン!

 

 

スタッ……

 

 

かもめ「それなら……」

 

 

かもめ「はあっ!」

 

ドウッ! ドウッ! ドウッ!

 

 

ドガガガァァァァァァァァァン!

 

 

ガシャン……

 

 

ドウッ! ドウッ!

 

 

ドガン! ドガァァァン!

 

カイオー「おっと、危ない!」

 

クリム「カイオー、遠距離戦は不利だ! 接近して一気に決めよう!」

 

 

カイオー「了解!」

 

Next!!

 

 

シュバッ!

 

 

ドガァァァァァン!

 

 

カイオー「かもめさん、大丈夫かい?」

 

かもめ「ええ。腰部を少しかすっただけです」

 

カイオー「しかし、誰が一体こんなものを……」

 

 

クリム「ふ~む、調べてみる価値はありそうだな。かもめ、さっそくこっちの残骸を……」

 

 

カイオー「! 危ない!」

 

 

ビ――――ッ!

 

 

ドガァァァァン!

 

 

クリム「危ないところだった。今のは……」

 

 

カイオー「どうやら、あれが犯人のようですよ」

 

 

?「フフフ……」

 

 

?「貴様がカイオーだな? 我が名はザンバ。貴様に恨みはないが、我が主の命だ。貴様には、拙者の刀の錆となってもらう」

 

 

カイオー「かもめさん、下がってて。どうやら、アイツはオレの客人みたいだ」

 

かもめ「お気をつけて」

 

 

ザンバ「参る……!」

 

 

ギィィィン!

 

 

ドガッ!

 

カイオー「ぐっ!」

 

 

ドシャッ!

 

 

カイオー「はあっ!」

 

バッ!

 

 

ザンバ「ムンッ!」

 

ババッ!

 

 

キィィィィン!

 

 

キィン! キン!

 

 

ギィィン!

 

 

カイオー「!」

 

 

ザンバ「!」

 

 

ババッ!

 

 

カイオー「はっ!」

 

ザンバ「うおっ!」

 

 

カイオー「たぁぁぁっ!」

 

 

ガキィィン!

 

 

カイオー「!」

 

 

ドガッ!

 

 

バッ!

 

 

チャッ!

 

 

ジャキン!

 

 

ザンバ「はぁぁぁぁっ!」

 

 

カイオー「ブレードガンナー!」

 

バシュシュシュッ!

 

ザンバ「ぐおっ!」

 

 

カイオー「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 

ザンバ「ぬぉぉぉぉぉぉっ!」

 

 

ズザザザザッ!

 

ザンバ「!」

 

 

カイオー「たあっ!」

 

 

ザシュッ!

 

ザンバ「ぐおっ!」

 

 

Next!!

 

 

カイオー「ネクストスラッシュ!」

 

 

ザシャァァァァァァァァッ!

 

ザンバ「ぐわぁぁぁぁぁっ!」

 

 

ガシャン!

 

 

カイオー「!」

 

 

ヒュパラララ……

 

 

ドドン!

 

カイオー「! ザンバ!」

 

 

ザンバ「なかなか楽しませてもらったぞ、カイオー。残念だが、今日はここまでだ。縁があればまた会おう」

 

 

カイオー「…………」

 

数日後。

 

 

クリム「かもめ、新しいボディの調子はどうだい?」

 

かもめ「問題ありません。むしろ、前よりもよくなっています」

 

クリム「Okay!!」

 

 

クリム「しかし……」

 

カイオー「?」

 

 

クリム「あのザンバという敵……これまで見たことが無い相手だ。キミも今の装備のままでは危ないかも知れない……」

 

 

カイオー「そうですね。新しい力が、必要なのかも知れない……」

 

 

 

~緑猫編につづく~


今回の裏話

・カイオーさんが武装神姫の事を知っていたのは、初期の記事で武装神姫の購入記事を書かれていた事から引用させて頂きました。

・ザンバが繰り出したネイキッド二体が武装して襲い掛かって来たのは、『武装神姫2036』終盤の悪役マスターが出した量産機が元ネタ。

・カイオーさんは「夜のヒーロー」なイメージなので、照明のトーンは暗くなるように心がけました。

・カイオーさんとザンバのバトルで、いきなり場所が変わったのは、特撮でよくあるシーンのオマージュ。

・ちなみにカイオーさんvsザンバのシーンを撮影したのは、天神地下街と市役所・ベスト電器への連絡通路の休憩所。暗い照明と、地形がバットマンっぽくて似合うかなぁと。

・カイオーさんが技の名前を叫ぶのはちょっとどうしようかなぁと迷いましたが、分かり易さ優先で……(おい)。

・かもめさんが戦闘中にスカートを壊されて、ラストで新ボディになるのはカイオーさんの記事を参考に、ボディが変わった理由付けにさせて頂きました。勝手に盛り込んじゃってスミマセン……。