今日の母の言葉から、ちょっと書きます。
今年になって、もっとていねいな暮らしを心掛けようと思った私。
うちの中をきれいに心地よくしたいと。
母と私はほとんどの時間をうちにいることが多くなりましたのでね。
(新型コロナウイルスで外出を控えている、ということより母が今年1月に97歳になったことが大きいかも)
今日、小さなパントリーを見て「すっかりきれいになったわね」と母。
「ありがとう」と私。
ここでやめときゃよかったのですが、私が一言多かった😅
「まあ、無職だからね、私。時間があるんだもの、ちょっとはきれいにしたくってね」と。
母「家政婦さんは時給か日給で給与がもらえて無職じゃないのに、家族は専任で家事をやっても、無職っていうのは変なことよね。それを自分で言うのは自己評価が低い感じで聞いていていい気持ちがしないわ」と。
あっちゃ〜〜〜😥
出かけて誰かかどこかに雇用されて給与をもらうだけが仕事じゃない。
そんなこと頭ではわかっているのに😱 なんてことを言っちまったんでしょう。
札幌に帰ってきてから、父が病気になるまでは、ちょこっとフリーの仕事をしたりしていましたが、父の病気(ケア)→他界(相続や死後の手続き)→母のサポート と 私の役目も変化していきました。今は一緒にいるのが仕事です。
母は口にはしませんが「曜子は本当は仕事をしたいのに母親のためにできないでいる」と、どこかで思っているかもしれません。
私は、料理をしているとハッピーなので、料理のプラン、料理、片付け、パンを焼くこと等々はただただ楽しいのでまったくストレスにはなりません。
そういえば、職業欄に「家事手伝い」と書いたことはないです。
「手伝い」じゃなく「全部やってる」のですから(笑)
主婦とも書かないし。 あ 主婦の定義って何かしら?
ネットで見ると、いろいろあるのでびっくり! こんなのもありました⇩
「一般に家事・育児を主にする既婚(もしくは内縁)の女性をいう」
やっぱり私はちがうわ(笑)既婚でもないし内縁でもない(既婚者だったこともあるが)
さて、午後になって、昨日借りてきた映画(DVD)で我が家の空気が素敵になりました!
バベットの晩餐会 というデンマーク映画です。(1987年公開 舞台は19世紀後半のデンマークの小さな漁村)
人の心と料理のふっくらとした響き合いがよかったです。
ドラマのように「登場人物が具体的にどう暮らしていて、誰と誰がどういう関係か」がそれほどクリアではなくても、なぜか映画ってその世界に観客を連れて行ってくれるのだな、と改めて感じました。
「久しぶりに映画を観たわね。よかったわ」と母。
ありがとう。