今朝、キッチンの収納庫の中の「大切日本食 From ジャパン」
の賞味期限をチェックしていたら
少々期限切れの「たこ焼きミックス」が出てきた。
こういう日本から大切にスーツケースに入れて運んでくるものは
ちびちび食べる傾向にある上に「とっておきの食料」として
丁重に扱われる。
しかし、この「とっておきの食材」、あまりにも大切にしすぎて
すっかりその存在を忘れてしまい、
今回のように賞味期限が切れていた及び、切れかけ・・・
というケースがよくある。
そして、こういうケースの残念なところは
「今はその気分じゃなくても急いで食べなければいけない。」という
最後の最後に「とっておき感」が台無しになってしまう。
今日のランチは「たこ焼き」の気分では
なかったけれども、仕方なく作ってみた。(急いでたのでタコ無し)
しかし、人間というもの「仕方なく=いやいや」物事を始めると
何だってうまくいかないもの。
今日の私は「たこ焼き」をつくる気分では全くなかった為、
案の定、最悪の結果になった。
生地はちゃんと分量通りにしたのに、
電気たこ焼き器にくっつくわ、くっつくわ!!
テフロン加工でこげがつかない設定なのに焦げまくった。
特に鉄板が取り外しできないものなのである一定の所は
電気が強くなりすぎ、あるところは弱すぎ・・・。
ああ、最悪。
ひたすら「たこ焼き器」に責任転嫁していた私だったけど、
2回目を焼く頃には
「もしかすると、私にはたこ焼きを焼く素質というかセンスがないんじゃ・・・?」
と思うようになった。
本当にびっくりするほど、キッチンもえらい事になってたし・・・
とにかく、途中で投げ出したいほど
たこの入っていないたこ焼きはたこ焼き器の上で
大変な事になっていたけど、取りあえずすべての生地を
終了させる事に力を入れる。
「どうして、たこ焼き作りごときでこんなに頑張らなきゃいけないのか・・?」
とまで、終いには思うようになった。
大阪人失格。
さて、出来上がりは
取りあえず焦げてないものを半分大阪人のKaiに食べてもらった。
ソースとマヨネーズはKaiが自分でかけた。
ソースが少なすぎて見えないし、マヨネーズもヨレヨレと
かかってる為、余計に見栄えが悪い。
そして、中にはねぎやらコーンやらしか入っていない
「貧乏たこ無したこ焼き」
そんなだったけど・・・・
ソース系でごまかされたのか
Kaiは喜んで食べてくれた。
とりあえずよかった。
これで数年後一緒に大阪に行っても
親子共々「本物のタコ入りたこ焼き」を堪能できそうだ。
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