たこ焼きのセンス | ゴールドコースト生活+子育て日記

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オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

今朝、キッチンの収納庫の中の「大切日本食 From ジャパン」

の賞味期限をチェックしていたら

少々期限切れの「たこ焼きミックス」が出てきた。




こういう日本から大切にスーツケースに入れて運んでくるものは

ちびちび食べる傾向にある上に「とっておきの食料」として

丁重に扱われる。




しかし、この「とっておきの食材」、あまりにも大切にしすぎて

すっかりその存在を忘れてしまい、

今回のように賞味期限が切れていた及び、切れかけ・・・

というケースがよくある。




そして、こういうケースの残念なところは

「今はその気分じゃなくても急いで食べなければいけない。」という

最後の最後に「とっておき感」が台無しになってしまう。




今日のランチは「たこ焼き」の気分では

なかったけれども、仕方なく作ってみた。(急いでたのでタコ無し)




しかし、人間というもの「仕方なく=いやいや」物事を始めると

何だってうまくいかないもの。

今日の私は「たこ焼き」をつくる気分では全くなかった為、

案の定、最悪の結果になった。





生地はちゃんと分量通りにしたのに、

電気たこ焼き器にくっつくわ、くっつくわ!!

テフロン加工でこげがつかない設定なのに焦げまくった。

特に鉄板が取り外しできないものなのである一定の所は

電気が強くなりすぎ、あるところは弱すぎ・・・。

ああ、最悪。





ひたすら「たこ焼き器」に責任転嫁していた私だったけど、

2回目を焼く頃には

「もしかすると、私にはたこ焼きを焼く素質というかセンスがないんじゃ・・・?」

と思うようになった。




本当にびっくりするほど、キッチンもえらい事になってたし・・・




とにかく、途中で投げ出したいほど

たこの入っていないたこ焼きはたこ焼き器の上で

大変な事になっていたけど、取りあえずすべての生地を

終了させる事に力を入れる。





「どうして、たこ焼き作りごときでこんなに頑張らなきゃいけないのか・・?」





とまで、終いには思うようになった。





大阪人失格。





さて、出来上がりは

取りあえず焦げてないものを半分大阪人のKaiに食べてもらった。

ソースとマヨネーズはKaiが自分でかけた。






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ソースが少なすぎて見えないし、マヨネーズもヨレヨレと

かかってる為、余計に見栄えが悪い。




そして、中にはねぎやらコーンやらしか入っていない

「貧乏たこ無したこ焼き」




そんなだったけど・・・・




ソース系でごまかされたのか

Kaiは喜んで食べてくれた。






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とりあえずよかった。





これで数年後一緒に大阪に行っても

親子共々「本物のタコ入りたこ焼き」を堪能できそうだ。




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