Kaiのクラスは全員で24人。
女子が何人で、男子が何人、
とか、
子供達の名前とかは私はなーんにも知らない。
ってか知らされてもいない。
人数だって担任の先生に聞いて
ようやくわかったくらい。
いつもKaiを学校のクラスルームに
送りとどける時に大体のクラスメイトの雰囲気を
垣間見るだけ。
そして、最初にKaiのクラスに感じた事が
「日本人、又は日本人が混じってる子供が全くいない」事。
アジア系では
韓国人の女の子が一人と
インドネシアからの男の子数人と、
あと褐色系の肌の男の子が数人いた。
私としてはKaiのクラスに日本人(又はハーフ)
の子供がいない事が少し残念だった。
なぜならば、日本語を話さなくなってきたKaiに
日系の友達ができれば多少日本語の持続力
が保たれるのでは?と思ったから。
Kaiの隣のクラスには日本人の子供が
3人も居るのに・・・。
まぁ、しゃーないな。
と思いながらKaiがどんなクラスメイトと
友達になるのか興味があった。
今までの幼稚園では圧倒的に
日本人をはじめアジア人が多かったし、
今までのKaiのお友達は日豪ハーフ又はアジア系の
お友達が多かった。
しかし、今回のクラスメイトの面々ではそうもいかない。
ところで、
小さな子供を観察するのってとっても興味深い。
本能のままに行動するから・・・・。
例えばKaiくらいの年齢の子供であれば
どちらかと言うと、
日本人は日本人同士、アジア人はアジア人同士、
白人は白人同士でかたまる習性があるような気がする。
これは差別とかではない。
「ザ・本能」である。
仕事でアフリカのケニアに行った時に見た光景。
ライオンはライオン同士、キリンはキリンどうし、
シマウマはシマウマ同士群れをなす。
シマウマが間違ってインパラの群れについて行く事はない。
そんな感じ。
それと同じような感じで小さな子供も「自分の外見に似た相手」
「見慣れた感じの相手」を求めてグループを作るような・・・
歳を重ねるにつれて、
そういう外見から入るグループ作りが
今度は「同じ趣味や興味」という形に変わってくるのだと思うけど・・・
ところで、Kaiに
「クラスにお友達できた?」
と数日前に聞いてみた。
すると「うん!二人!」
と嬉しそうに答えるので「その子たち、なんていう名前?」
と聞いてみたら「SくんとLくん。」
と言うので翌朝その二人の男の子をクラスルームの
前でチラッと見たら、
2人共、背丈はKaiと同じくらいでクラスでも大きい方。
そして、見た感じは二人とも共通している。
SくんもLくんも金髪だけど白っぽいプラチナブロンドの髪、
そして肌はとっても白い。
びっくり!
旦那の小さい時に雰囲気がとっても良く似てる!
今でこそ旦那の肌は焼けて髪の毛も金髪より
濃くなってきたけど・・・。
まー、とにかく
Kaiはこってこての西洋人容姿の旦那と
アジア人の私の子供だから、
どういう肌の色、髪の色、目の色にも関係なく、
物怖じせずに友達を作ってくれると嬉しいな。
しっかし・・・・
これから「オージーママ達」との交流は
必至である。
別にいいけど・・・。ふぅ。