エホバの証人 | ゴールドコースト生活+子育て日記

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

オーストラリアは皆さんがご存知のように

多民族、多文化、多宗教の国です。



息子が今通っている保育園は通いだしてちょうど一年ちょっと。

園にはオーストラリアらしく、いろんな国からの子供達がいます。

オーストラリア人の他には、ウチの息子のようにアジア人とのミックス(ハーフ)

その他、韓国人、中国人、インド人とさまざまです。



息子はココの保育園が大好きで週に2回

楽しく通っています。



今週末は息子の4歳の誕生日。



一般的に、この国では子供のお誕生日に

親自らが、自分の子供が保育園で皆にお祝いしてもらうように

「お誕生日ケーキ」を持って行く事が多いようです。(親にもよりますが・・・)



去年の誕生日の時は息子がココの保育園に移ったばかりで

チャンスを逃しましたが、今年はお友達もたくさんできたので

是非、今年は・・・・

と保育園の先生にどれくらいの大きさの

ケーキを何時くらいにもってきたら良いのか先日息子を

保育園に連れて行った時に直接先生に訪ねる事にしました。



今月の誕生日は息子のクラス24人中、

3人の男の子がいました。



今月、誕生日が終わったオスカー君の

お母さんはどんなケーキを持ってきたのだろう

と思い、先生に聞いてみました。




私:「オスカー君は園で誕生日お祝いしたんですか?」



先生:「いいえ、お祝いしなかったわ・・・。かわいそうに・・。」



と言うので、私はつい、

親が忙しくてケーキを持って来る事が出来なかったんだな。

と思ったので、




私:「よかったら今週末、ウチの息子のケーキにオスカー君の

   キャンドルも立てて一緒にお祝いしてあげてください。」



すると、



先生:「いえ、違うのよ。お祝いする事ができないのよ、

    お祝いしてはいけないの。」



私:「どうしてですか?」




先生:「彼のご両親は敬虔なエホバの証人(英:Jehovah's Witness)

    だから・・・ 誕生日もクリスマスも何もお祝いできないの・・・。」



と悲しそうに言いました。




「エホバの証人」というのは、家に時々勧誘の人が来るくらいで

深い知識は全くありませんでした。

ちなみにすべてのお祝いが禁止されている事も園の先生

から聞いて初めて知りました。

後でウィキペディアで調べると、

「キリストの死の記念日」のみお祝いするとか何とか・・・。




そして私は続けて、



私:「では園で開かれるクリスマスパーティはどうなんですか?

   オスカー君は参加できないんですか?」



と聞くと、



先生:「うーん、一応参加は出来るんだどね、ご両親からいろいろ

    規制されてるわ・・・・。」と。




先生は親はいいけど、子供がかわいそうで仕方ない。

という口調で話続けました。




先生:「それにね、エホバの証人は、

 輸血も禁じられてるのよ!

   だから、もしオスカー君が仮に園で何かあって輸血が必要であっても

   彼は出来ないから死んでしまうの。

   そんな事があっていいと思う??

   私だったら宗教より自分の子供の命をとるわ!」




と。




私と先生は子供達がいる教室で立ち話をしていた

のですが、オスカー君に目をやると、心なしか寂しそうな

何か他の子供達とは違う雰囲気が読み取れました。



いや、ただ単に私がそんな話を聞いた直後だったから

だと思いますが・・・だと信じたい。



結局、私は金曜日の「アフタヌーン・ティ」時間に息子の

誕生日ケーキを持っていく事になりました。

23人の子供達にお祝いしてもらって嬉しそうにしてる

息子の顔を今から想像してニヤついてる私です。




でも、やっぱり、

オスカー君の事がその日一日頭から離れませんでした。




その夜のディナー時に旦那と

「エホバの証人とオスカー君」の話をした所、



旦那は、




「子供は一度も誕生日やクリスマスをお祝いされずに

育っていくんだから、もちろんその楽しみも知らないし、

知らないから逆に悲しいとか思わないんじゃない?」




と言いました。




しかしながら、私は



「いや、やっぱり子供はお祝いしてもらいたいんとちゃう?」

「自分が主役になってプレゼントもらいたいんちゃう?」



とかどーしても子を持つ母として、

思ってしまうのです。




もちろん「宗教の自由」というものがあります。



しかし、オスカー君の場合は彼自身が「エホバの証人」

になりたかったワケでもありません。

親が入信していたからです。



まー、世の中の殆どの宗教は子の選択権無しで

気がつけば「○○教」であった。

というものなのですが・・・・。



私は先祖は仏教徒であったと思うものの、現在は無宗教に近く、

旦那も良く似たもん。。。のような夫婦が一緒に暮らしていると

宗教に時々矛盾を感じてしまいます。

命より宗教が大事とかいう点で・・・・。

それに、




「子供には選択の自由が無い・・・」




って、何だかなー。




それに将来、「お祝いされた事のない」人達は「お祝いされて嬉しい」人、

すなわち「異教徒」と結婚するのが難しいんだろうなー。



と終いにはオリバー君の将来の結婚の心配までしてる自分。

「大阪のおせっかいなおばはん」に成り下がらないように

気をつけようと思います。



でも、




やっぱり宗教って、




複雑です。

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