郷土愛 | ゴールドコースト生活+子育て日記

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

前回の記事ではいつも通りの記事を書きましたが、

やっぱり少し震災関係の記事にもふれておきたいと思います。



この震災を通して、私はいろんな事を学びました。

日本人としていろいろ考えたりしました。

日本とオーストラリアの文化の違いを今以上に感じました。

私は日本の事についてあまりにも無知だった事にきづきました。



日本を近く感じたり、

でもやっぱり遠い国に思ったり。。。



とにかく、

2週間以上たった今でも元気になりきれない自分が居ます。

旦那は何となくそんな私の事を心配しているようです。

いや、してないか??



海外に住む私達にとって今の日本を知る手がかりになる

NHKライブ放送は終了しましたが、相変わらずネットでの

ニュースチェックは一日何度もしてしまいます。



そんな中で先日、大きな問題になっている原子力発電所のある

福島県、相馬市の市長さんがこのような発言をされていました。


 ↓


全文はコチラ からどうぞ。



簡単に言うと、原発から45kmの場所にある相馬市の市長さんが

町を建て直すために、



「国が出て行けというまで、

市民と共にここ(相馬市)を離れるつもりはない!」



「ここで生活の不便さや原発の恐怖心に負けてしまったら、

相馬地方は将来ともに復興が出来ない!」



という、

記事では「ろう城」とまで呼ばれた事が取りざたされました。



この言葉に賛否両論はありますが、

私の本音では、



「命と安全があっての町づくり。

命と健康さえあればいくらでも町は建て直せるでしょう、

市長であるならば、まずは市民の命と安全を守って頂けたら。。。」



と思うのですが、それはあくまでも日本という国を離れて生活している

一日本人の勝手な意見であり、

相馬市の市民は市長のこの意見に賛同する人、涙する人も居るとの事。




この出来事を通して私は、




「日本人の郷土愛」




というものに気づきました。




あちこちを転々としてきた私がすっかり忘れていたものです。




この郷土を愛するという事は少なくともオーストラリア人には

あまり見られないような気がします。



この大きな大陸の人たちは、

「自分が生まれた場所に一生住み続ける。」



という習慣がないように思います。



家だって一度買っても数年たったら買い換えたりするし、

それゆえ、引越しだって頻繁にします。

まず、ゴールドコーストの人に「どこで生まれたの?」

と聞くと殆どの人が別の都市を上げるでしょう。

(現にウチの旦那なアデレード生まれ、シドニーで幼少時代を過ごしたし。。。)



基本的に、その土地に執着するという事がないように思われます。



なので、この国では「郷土料理」と言うものがありません。

どこに行っても、「ミートパイ」とか「バーベキュー」。



それに比べると日本はその都道府県ごとに

「名物料理」があったりして、それぞれに

その気候風土があります。素晴らしい事だと思います。



例えば、もしオーストラリアで今東日本で起こっているような事が

おこれば、我先といちもくさんに違う町に避難するでしょう。



ちなみにウチの旦那にこの市長さんの話をしましたが、




「全く理解できない。」私の英語が。。。って事じゃないわよ。




やっぱり、、、



「命をかけてまでその場所に住み続けて自分達の土地を守る。」

という事が理解できなかったようです。

それに市民も一緒となるとなおさらのようです。




なので、時々震災のニュースを旦那と一緒に見ていると

温度差を感じる時があります。

どうやら西洋人にとって私達日本人の事が

時々不思議に映るのはこの「郷土愛と風土」というのが

理由の一部なのかもしれません。




ふと、「日本の深い郷土心」について

考えさせられた相馬市長のお言葉でした。


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