一雨ごとに
草木の成長がまぶしいこの頃。
我が家の鉢植えビオラが
過去ないほどに育っています
さて デイサービスへの道シリーズ
今日で最終回かと思います。
Aさん(義母)は
デイサービスを見学し
自転車マシンを楽しんだことで
デイサービスに行くことを
快諾されたものの
その後2回のデイサービスでは
スタッフの過介助 制限が多い
仲良くなれそうな人がいない
などを理由に
デイサービス利用を嫌がり始めました。
デイサービス利用で自分を取り戻す
デイサービス利用前のAさんは
お孫さん達から
「おばあちゃん かわいい」
と言われるような
笑顔の絶えない けれど
どこかに不安も感じているような
あどけなさを漂わせていました。
ですが
デイサービスの利用を始めた
Aさんは
ご自分ではできなくなっている
と思っていたことが
案外できるということを体験し
本来のAさんらしさを
取り戻しました。
表情はキリッとし
自分のことは自分で決めます
という強さを取り戻したんです
もともと姉御肌で人に判断を委ねない方です
自分を取り戻した結果
本来のご自分を取り戻した結果
Aさんは ご自分の生活に
デイサービスは必要ないと
判断されました。
そうと決めたAさんの判断を
覆すことができる者は ただいま
イスカーチェリ家にはおりません
Aさんに自信が戻ったからと言って
認知機能が改善してわけではなく
Aさんは やはり字も読めないし
短期記憶も低下しています。
現状の認識も 確かとは言えません。
ですが
自分のことは自分で決める
と Aさんは
はっきり意思表示をされたのです。
何のために利用してもらう?
私はデイサービス利用をすることで
少しでも長く
今の生活を維持してもらいたい
と思っていました。
現状すぐに必要というわけではなく
将来のAさんや家族の為に
デイサービス利用を促していました。
私としては 本当は
デイサービス利用を続けてもらいたい。
ですが 仕方ない。
デイサービスを継続利用したとしても
いつかは
今を保てなくなる日は来ます。
それが早くなる可能性は高まりますが
Aさんの選択 Aさんの人生です。
Aさんに
どうしてもデイサービスが必要
となる日がくるまでは
Aさんの選択を尊重することとなり
デイサービスへの道は
ひとまず 閉ざされました
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました