今日は認知症専門病院の
入院患者様のことを書きます。
今回の主役は いわゆる
「介護拒否・介護抵抗」の強い
患者様(以下A様)です。
どんなふうに介護を嫌がるのか?
A様は
生活全般に介助を必要とする
車いすも利用される患者様です。
会話も難しく
意味のある言葉を発することは
全くできません。
診断名は ど忘れしました
当院スタッフは A様の
オムツ交換や入浴介助、着替え
ベッドと車いす間の乗り移り中に
噛まれたり つねられたりし
介護のたびに
手をこまねいていました。
A様の介護をしているときに
二の腕の内側をつねられたり
腕を噛まれたスタッフは
当日か翌日には
青紫のあざを作ることになり
ここは 痛いですよね
介護中のスタッフのケガを無くすため
介護中だけ A様には
ミトンを着用させてもらうことになりました。
車いすに座っている時のA様
車いすに座っていらっしゃるときの
A様は
眼光鋭く周辺に視線を向けています。
その様子は まるで
要人を警護するボディーガードのよう。
どこに不審者がいるかわからない。
近づいてくる人影に気をつけろ‼
A様のご様子に言葉をつけると
上記のような感じを私は受けました。
A様への介護時の関わり方
関わるたびに
痛い目にあうスタッフは
A様を怖がっていました。
できるだけ手短に
必要な介護を終えたい。
そんな気もちだったのだろうと思います
関わるスタッフは
A様が寝ているベッドに行くと
おもむろに素早く
両手にミトンをして
機敏に 目的のケアを行っていました。
A様に抵抗される隙を与えないよう
スタッフの必死さが伝わります。
早く終わらせたいから
A様に ゆっくり丁寧に と
声をかける余裕はありません。
そんな介護が
介護に対して拒否の強いA様には
なされていました。
この状況って ツラいですよね
観察している私も
介護しているスタッフも
介護されているA様なんて特に。
とてもツライ状況です。
ですが 今は改善されました。
どうやって改善していったのか?
つづきは また次回に
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました