介護拒否の強い患者様⁉ ① | 生きがい見つけた 認知症専門病院で働く作業療法士のブログ

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認知症になっても 自分の得意を活かして暮らせる世の中は
もっと生きやすいはず♡
そんな世の中が見たいなあ (≧▽≦)

そんなことを想う 認知症専門病院で働く 作業療法士が
書いているブログです

今日は認知症専門病院の

入院患者様のことを書きます。

 

今回の主役は いわゆる

「介護拒否・介護抵抗」の強い

患者様(以下A様)です。

 

 

どんなふうに介護を嫌がるのか? 

 

A様は 

生活全般に介助を必要とする

車いすも利用される患者様です。

 

会話も難しく

意味のある言葉を発することは

全くできません。

 

診断名は ど忘れしましたガーン

 

当院スタッフは A様の

オムツ交換や入浴介助、着替え

ベッドと車いす間の乗り移り中に

噛まれたり つねられたりし

介護のたびに

手をこまねいていました。

 

 

A様の介護をしているときに

二の腕の内側をつねられたり

腕を噛まれたスタッフは

当日か翌日には

青紫のあざを作ることになり

 

ここは 痛いですよねえーん

 

介護中のスタッフのケガを無くすため

介護中だけ A様には

ミトンを着用させてもらうことになりました。

 

 

車いすに座っている時のA様 

 

車いすに座っていらっしゃるときの

A様は

眼光鋭く周辺に視線を向けています。

 

その様子は まるで

要人を警護するボディーガードのよう。

 

 

どこに不審者がいるかわからない。

近づいてくる人影に気をつけろ‼

 

 

A様のご様子に言葉をつけると

上記のような感じを私は受けました。

 

 

A様への介護時の関わり方 

 

関わるたびに 

痛い目にあうスタッフは

A様を怖がっていました。

 

できるだけ手短に

必要な介護を終えたい。

 

そんな気もちだったのだろうと思いますショボーン

 

 

関わるスタッフは

A様が寝ているベッドに行くと

おもむろに素早く

両手にミトンをして

機敏に 目的のケアを行っていました。

 

 

A様に抵抗される隙を与えないよう

スタッフの必死さが伝わります。

 

早く終わらせたいから

A様に ゆっくり丁寧に と

声をかける余裕はありません。

 

そんな介護が

介護に対して拒否の強いA様には

なされていました。

 

 

 

この状況って ツラいですよねえーん

観察している私も

介護しているスタッフも

介護されているA様なんて特に。

 

とてもツライ状況です。

 

ですが 今は改善されました。

どうやって改善していったのか?

つづきは また次回にニコニコ

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございましたラブラブ