デイサービスへの道⑩ デビュー&プチトラブル | 生きがい見つけた 認知症専門病院で働く作業療法士のブログ

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認知症になっても 自分の得意を活かして暮らせる世の中は
もっと生きやすいはず♡
そんな世の中が見たいなあ (≧▽≦)

そんなことを想う 認知症専門病院で働く 作業療法士が
書いているブログです

朝から暖かい神奈川。

桜もどんどん葉桜に変わっています。

 

今日は 

デイサービスに通うことになった

Aさん(義母)の話を書きます。

 

 

これまでのあらすじ 

 

9年前にMCI(軽度認知障害)と診断され

ゆるやかに症状が進んでいたものの

 

昨年1年で 急に

脳の萎縮による症状が目立ってきた

Aさんは 

 

認知症専門病院で

アルツハイマー型認知症と診断され

 

主治医から

日中一人で過ごす時間が多いため

デイサービス利用を提案されました。

 

 

そこでAさん家族は

デイサービスを利用するために

要介護認定を申請し(要介護1)

 

ケアマネを選び

デイサービスを選び

ようやく 半日だけの

デイサービスデビューに至りました拍手

 

ここまで約4か月。

思ったより長かった~というのが

私の感想です。

 

 

デイサービス当日のプチトラブル 

 

さて デイサービス見学の翌週

Aさんはいよいよ

デイサービスデビューとなりました。

 

 

デイサービスが決まったことで

安心しきっていた私は

 

当日?翌日?だったか 

ケアマネさんからの連絡で

デイサービス利用時の

プチトラブルを知りますガックリ

 

 

プチトラブルの内容は

お迎え時間にデイのスタッフが訪れると

全く準備をしていない状態で

行くことを忘れたAさんだけが

家にいた というものでしたガーンガーン

 

 

あ~そうか~ そうだよね~ 

ウソでしょ Aさんのだんな様~あせる

 

という想いが交差する私ガックリ

 

 

私も Aさんのだんな様も

「決まったので もう安心」

みたいになっていて 

 

それぞれが 

最後の確認を怠ったのです。

 

私はだんな様に

当日 Aさんの身支度促しを依頼せず

 

だんな様は

時間に合わせた準備が

できなくなっているAさんに

当日 準備促がしを

忘れていたんですよねショボーン

 

 

 

おそらくですが

デイサービスに行くことに対しての

記憶は残っているけれど

今日とは思っていなかったAさんは

パニックになり いい気分では

デイサービス送迎車に

乗れなかったはずです。

 

 

私はできるのにむかっ 

 

デイサービスはどうだったか?

 

Aさんは ちょっと不機嫌な様子で

感想を聞かせてくれました。

 

「できることまで 手伝われて

あれこれ やっちゃいけないみたいで

 

私はできるのに 

できない人と一緒にされてるみたいで

イヤだったプンプン

 

 

できることまで手伝われ…の

詳細はわかりませんでしたが

 

たとえば 送迎車利用の際

扉を開けてもらうまで

乗り降りしちゃだめ。

 

乗り降りの際は

スタッフの準備する踏み台を

利用しないとだめ。

 

やりたかった自転車マシンは

いっぱい漕いでたらだめ。

 

行ったら 何もしないうちに

帰る時間になった。

 

そんなことが 

Aさんはイヤだったそうです。

 

 

なるほど~。

いろいろツッコミたい部分はありますが

わかるな~ どちらの気もちも笑い泣き

 

 

つづく

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございましたラブラブ