一体なんなんでしょう。
自分も出来ていないのに出来ていないと怒る人
うちの店に40代のアルバイトの
吉田さんがいます。
専業のアルバイトではなく昼間は本業の会社に勤めていて
夜にアルバイトにやってきます。
そして本業が休みの時は
朝のオープン準備からアルバイトにやってきます。
朝から晩まで休みなしに働いています。
そんな彼ですが他の若いアルバイトの仕事について
不満を抱えているようで
朝のオープン準備の時に僕に
「熊さん、ちょっとこれ見てください」と
売り場のメンテナンスが出来ていないところを指さして
「こっちも出来てない」
「あっちも出来てない」
「ここも出来てない。なんなんですか、もう」
と怒り出すのです。
事務所では「昨日の夜のメンバーは誰やったんですか？」と
シフトを見て
「やっぱり、こいつらは駄目ですね、もう処〇っすね」とかいう始末
僕の目から見ても昨日の夜にいた社員とアルバイトにもう少しやってほしかったという思いはある
けれど、めちゃくちゃひどいわけでもない。
しかし、無視するわけにもいかないから
昨日のメンバーに「昨日は忙しかったの？」と聞き込みをすると彼らは彼らなりに「昨日はいろいろとトラブルがあって出来ていなかった」という理由を話してくれます。
そして吉田さんも人のことを言う割には
それほどの活躍はしていないのです。
本人は一生懸命にやっているような感じですが一か所にばかり時間をかけて広い範囲は見れていません。
「この人がいるとすごく仕事が捗る」というアルバイトは吉田さんではなく別のアルバイト君です。
さらに朝のパートさんから
「昨日、ぜんぜん売り場のメンテナンスができていませんね。シフト見たら人数いてたのに・・・・」と愚痴をこぼされる時があります。
その昨日のメンバーの中に吉田さんが入っていることがあるのです。
そして昨日の状況を昨日にいた社員に聞くと、それほど忙しくはないのです。
吉田さんは、前日に入っていたアルバイトのメンツを常に気にしていて
「○○君と○○君しかいなかったんですね、こりゃあ駄目ですね」
とこき下ろすのですが
吉田さんも決して他のアルバイトよりも抜群に動いているかと言えば
そうでもないというわけです。
自分も出来ていないのに人が出来ていないと怒る人
でも本人は悪気はないんですよね
