おはようございます。
私たちは、
乳幼児睡眠の専門的知識と
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赤ちゃんの眠りに悩む家庭に安心を届けることを大切に
現在13名の乳幼児睡眠アドバイザーが全国で活躍しております♪
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みなさん、はじめまして!
神奈川県で活動をしている、乳幼児睡眠アドバイザーの鶴田名緒子と申します。
あからぼの公式ブログでは、初めて記事を書かせて頂きます。
梅雨のシーズンですが、みなさん、夜はぐっすりと眠れていますか?
梅雨寒で過ごしやすい日もありますが、夏に向かって気温と湿度が上昇してくると寝苦しい日も増えてきますね。
そこで今回は、
夏の暑い季節にも家族で快眠しやすい寝室作りのポイントをお話ししていきたいと思います。
これからの季節は外出中に家中を戸締りをしていると、
帰宅後におうちの熱気がこもってムッとしていることがあると思います。
そんなときは、窓とドアを開けて、扇風機を窓に向けてかけるようにしましょう。
部屋の中の熱気を追い出すようなイメージです。
風の通り道ができて、換気しやすくなりますよ。
就寝前の2~3時間前ぐらいになったら、窓やドアを閉め、
部屋の熱気を全て寝室のエアコンを低めの26℃ぐらいに設定します。
でも、エアコンのスイッチを切った途端に、再び熱気がムンムンしてくることがありますよね。
これは、熱が壁の中や、たんす、クローゼットや押し入れの中などにもこもっているから。
そこで、たんすの引き出しや、クローゼットや押し入れの扉なども全て開けて、エアコンをかけるようにしましょう。
壁は扇風機などでエアコンの風がいくようにして冷やします。
また、快適な睡眠には湿度も関係してきますので、除湿機能を上手に活用してみるのもおすすめです。
日中の外出中に除湿運転をさせておくのも効果的です。
では、眠りに快適な寝室の温度と湿度とは具体的にどれぐらいがいいのでしょうか。
室内の気温を下げても湿度があると、体温がうまく下がりません。
いくら、寝よう!と気力で頑張ってみても、体は眠る準備ができないため、寝苦しさを感じてしまいます。
つまり、湿度を下げることが夏の快眠ポイントになります。
高温環境では、同じ温度でも湿度が高いと睡眠が妨害されやすくなりますので、
湿度のコントロールを上手にしていきましょう。
湿度が低いほどエアコンの効きも良くなり、爽やかに眠りにつけるようになります。
夏の寝室の温度は26℃以下、湿度は50~60%が望ましいとされています。
でも、熱帯夜が続くとエアコンのスイッチの切り時が難しいこともありますよね。
良い眠りのためには、寝入りばなの前半と、寝起き、どちらを冷やす方がいいと思いますか
答えは、寝入りばな、つまり睡眠の前半の方で冷やすのがベストです!
なぜかと言うと、人は眠りにつくときには「深部体温」(内臓の温度)が低下するリズムを持っています。
体温が速やかに下がると、スムーズな入眠へとつながっていくのです。
暑くてなかなか体温の低下が起こらないと覚醒状態が続いてしまい、体が眠りの準備ができなくなります。
そこで、エアコンは28℃ぐらいの設定で寝入りばなの3時間につけるなどしてみましょう。
タイマーで設定して、3時間後ぐらいに切れるようにしておきます。
寝起きにエアコンをかけるのはあまりおすすめしません。
人は目覚めに向けて明け方から「深部体温」が徐々に上がっていきます。
このときにクーラーで体を冷やしてしまうと、体温のリズムには逆効果。
体温が上がらなければ、スッキリとした目覚めになりません。
ですから、「体温と眠り」の仕組みを知り、
前半の眠りでエアコンや扇風機などを使って室温を適性に保つことが大切になってきます。
梅雨から夏に向けて睡眠が十分にとれないと、日中に元気に過ごせません。
上手にコツをつかんで、家族でいっしょに快眠生活を心がけてみてくださいね!
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