山口県周南市徳山の山中に石鎚神社がある。
ここの事は最近になってGoogleマップに「石鎚神社」と記されるようになり知った所で
あり、何も情報は無いまま現地へ行って見た。
国土地理院の地図を見ると容易に行けそうであるが、現地へ行って見ると実際には
道は存在して無く、正規の登拝口であったであろう所は大藪と化し突破も困難な状態
である、何とか弱点を見つけ尾根沿いに進むと石鎚神社まで容易にいく事ができるの
で、同じルートで行く事をお勧めする。
石鎚神社は地図に記されている通りの所にあり、前に一基の常夜灯がある、常夜灯
には正面に「常夜燈」右に「明治十一寅三月十七日」左に「講中 北山 小野 吉田
矢梶 水上」と記されているが石鎚神社の社には何も記されていなかった、唯一、平成
11年に修復された記録が記されているが、既に木製部分は傾き今では管理されるこ
となく人が来ている様子も感じなかった。
この石鎚神社、コンクリート製の社の中に祠があり舟形光背半肉彫りの石鎚蔵王大
権現の石仏が祭られ祠の屋根に石の印がある、この石の印が無ければ石鎚神社と
は分からないだろう、そんなに古さも感じないがおそらく常夜灯の年号と同じ明治11年
勧請の物と思われる、ひっそりと山中に佇む石鎚大権現、祝詞を奏上すると何か問い
かけてきている様に思えた、「やはり石鎚信仰はすばらしい」と思うm( _ _ )m
地図にあるような道は無く赤線が今回の登拝ルート
正面登拝道は大藪で近寄れない
ここが地図の登拝口、稜線に向って踏み跡がある
登った所から右に踏み跡有
テープもあった
地図にある峠道に出る
北に向って道が続いている
はっきりとした道を進むと
構造物が現れ
奥に常夜灯が見える
すぐ手前右に祠のようなものがあるが何か分からなかった
ここが石鎚神社である
立派な石鎚信仰の地である
常夜灯には正面に「常夜燈」
右に「明治十一寅三月十七日」左に「講中 北山 小野 吉田 矢梶 水上」
前面の木製部分は傾き扉を開ける事すら困難であった
石祠の中に石鎚蔵王大権現
屋根の「石」の印が石鎚信仰を現している
そして正面から見る限り他の文字は彫られていなかった
平成11年に修復された記録があった
石鎚神社は南西向きに祭られ展望は無し
「やはり石鎚信仰はすばらしい」
旅する石鎚信仰者