広島県福山市緑陽町に奈良津石鎚大権現がある。
ここは最近Googleマップに「奈良津石鎚大権現」と記されるようになり知った所であり
他には何も情報が無い石鎚信仰の地である。
現地へ行って見ると石鎚大権現の入口は西にある鉄塔の所にあり、道なりに進むと
石鎚大権現が祭られる社に着く、隣には竜王宮が祭られてあり石鎚大権現と竜王宮
はひとつの社である。
そして社に元号は記されてないが、石鎚大権現と一緒に祭られる「奉建築竜王宮」と
記された木札に「大正」「甲」の文字が読み取れることから大正三年にこの社が作られた可能性がある。
この奈良津石鎚大権現、ここに鎮座した詳しい由緒も分からないが今も近所の方によ
り管理されている様子、そしてこの地の石鎚山として奈良津町を守り続けている。
福山市緑陽町1丁目18−2付近
ここが入口
丘の上を道なりに進む
四角い広場を越える
すぐに右にコンクリート製の社が現れる
奈良津石鎚大権現である
左の屋根には「石」
右の屋根には「龍」
左は「石鎚大権現」とある
右は「龍王宮」とある
石鎚大権現は祠と木札が祭られている
石鎚蔵王大権現
風化が激しく忿怒の相は分からないが蔵王大権現の形は残っている
一緒に祭られているお札には「奉建築竜王宮」と読める
龍王宮には大きな丸い石が祭られていた
石鎚大権現は南東向きに祭られ奈良津町の方向
「やはり石鎚信仰はすばらしい」
旅する石鎚信仰者