2024年2月 岡山県 倉敷市 矢上山上大権現の石鎚大権現 | 旅する石鎚信仰者

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やはり石鎚山は素晴らしい。

岡山県倉敷市連島町の矢上山上大権現に石鎚大権現が祭られている。

ここは修験道の山で有名な所であり、矢上山上大権現は今も石鎚行者により管理さ

れている様子

まず矢上山上大権現へ、山全体に登拝道があり今回は矢上山上大権現に一番近い

登拝口から登ってみた、お墓横の階段を登りやがて山道になる、門柱があり蔵王大

権現の石仏が現れるとその先を左へ、登り切った先が矢上山上大権現である。

石鎚蔵王大権現は本堂右奥一段上に祭られてあった、ふたつの祠があり左が不動

明王、右が石鎚蔵王大権現である、情報ではここを管理されている方は石鎚修験道

の方という事であり度々ここへ来ている様である。

更に別の登拝道にある鎖場も行って見たが、この鎖が石鎚山を現したものかどうか

判断できなかった、そしてすく傍には大峰山にある「お亀石」もあり役行者が祭られ

ている、歴史は古く大峯修験道も同時に発展し山全体が修験道の地である。

 

 

 

 

 

 

矢上山上大権現

 

矢上山上大権現の登拝口はお墓の横

 

階段を登って行くと山道になる

 

少し登ると左に蔵王大権現の石仏

 

変わった様相の蔵王大権現

 

台座には「天保十ニ立春 金峯山法喜菩薩」とある

 

すぐ先で左右に分かれるが左の階段へ

 

少し登ると山門が現れる

 

矢上山上大権現の堂

 

右奥には八大龍王が祭られている

 

奥の広場では護摩が焚かれている様子

 

石鎚大権現は矢上山上大権現の奥に祭られている

 

階段を上がると二つの石祠がある

 

左は不動明王

 

舟形光背半肉彫りの不動明王

 

右が石鎚蔵王大権現

 

こちらも舟形光背半肉彫りだが

足元が盤石ではなく踏割蓮華座である

そして左手は丸のように見える

 

少し足を延ばして鎖場へ

 

この鎖が石鎚山を模しているのかは分からなかった

 

鎖先端の大リング

 

鎖場上部から見下ろす

 

鎖上部から左へ進んだところにある役行者像

大岩の上に祀られ「亀岩」とある

これは大峯山のお亀石を現しているよう

 

その先にある岩場にも役行者

他にも矢上山上大権現の周辺には幾つも役行者が祭られていた

「やはり石鎚信仰はすばらしい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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