2019年7月10日 石鎚山お山開き大祭終了祭 | 旅する石鎚信仰者

旅する石鎚信仰者

やはり石鎚山は素晴らしい。

石鎚山お山開き大祭終了祭

御神像頂上社出御祭・御神像三体 成就社著御

御神像お下りは石鎚本教蔵王教会・西条・周桑崇敬組合が担当し雨にも風にも苔に

も負けず、3体の御神像は無事に御本殿に入御した

当日の天候は雨、前から分かっている事であるが御神像奉持する者の勢いに変わり

はなく3本の鎖場は滑りまくる中、成就社へ駆け下りた、成就社の神門を勢いよく駆け

抜けると境内では3体の御神像を担ぎ上げ30分ほど練り上げるのだが、この光景と

勢いはその場にいる者にしか分からないものがある。

これで10日間にわたる石鎚山お山開き大祭は幕を閉じるが、何より御奉仕されている

方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいである、そしてこの大祭期間中に3回石鎚

へ登拝した訳であるが毎回思う事は自分の知らない石鎚信仰の地がまだまだある

事、そして受け継がれている事である、この期間だけはここ石鎚山に信仰者が集まる

訳であるが、すべてはあの光景から始まっているのであり、今回も伝統的なお祭りに

参加できて良かったと思う、そしていつものように「やはり石鎚山はすばらしい~」とい

う事であり、この言葉にすべてが込められている。

 

 

 

 

 

 

雨の成就社

 

今日の御神像奉持は青色、鏡持ちの御神像

 

本殿と見返り遥拝殿をお参り

 

雨の中ぼちぼち出発

頂上社の神事は11時からなのでゆっくり登拝

 

今日は転げるとずりずりになる ! !

 

早くもヌルヌル

 

何も見えない

そして降り続く雨、こういった環境で思う事

これもまた修行の一つである

 

鳥居まで来ると風が出てきた

しかし2の鎖小屋は賑やかである

 

2の鎖上から拝する天狗岳 ! !

見えなくとも見える光景が思い浮かばれる

 

大祭期間中は迂回できぬ

やはりここに立ち見上げるといろいろと思う事がある ! !

 

ナンマイダー ! !

 

厳しい環境にある絶頂

 

この光景も同じ思い

しかしはっきり言って雨風でぶりぶり寒い(>_<) ! !

 

11時から大祭終了祭・御神像頂上社出御祭が始まり

仁・智・勇の順で出発

 

頂上山荘内で練り上げ

 

境内で練り上げた後3の鎖から下ろしていく

 

滑りまくりであるが無事に下りた

 

2の鎖を下り1の鎖

どの鎖も皆転げまくり大変だった

 

疲れもピークだが成就社に近づくほど元気がでる

 

そして成就社神門前で待機

ここから一気に境内へ走り込み練りまくる

 

どのグループも勢いがいい

 

30分ぐらいは走り回るだろうか

 

3体の御神像がそろい担ぎ上げ

 

最後は仁・智・勇に分かれ本殿へ

何度も出たり入ったり、引っ張り引っ張られる

 

神職さんも大変である

 

この熱気はここにいる者にしか分からない

 

そして無事に御神像が本殿入御

 

すべての御神像がそろった

 

「やはり石鎚山はすばらしい~ ! !」

m( _  _ )m

 

 

 

 

 

 

 

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