2012年4月 石鎚山旧跡 三十六王子社の本 第1版 (初版) | 旅する石鎚信仰者

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やはり石鎚山は素晴らしい。




 

石鎚山旧跡

三十六王子社探究の旅

西条市立図書館版



 

 

 
今日は念願の石鎚山旧跡三十六王子社の第1版発行 (初版) の本を見る事
できた。

図書館の蔵書検索してみると、西条市立図書館に第1版発行分と第2版発行

本が在庫されている事が分かった。

即、西条市立図書館へ、内容的には第2版とさほど変わりがない事は察して

いたのだが予想通り、付属されている地図も変わりなし。

貴重書庫室への入室手続きを済ませ受付裏の部屋へ小さな部屋だが入って

すぐ右手に石鎚山のコーナーがあり貴重な資料をしばらく閲覧、大きな発見は

なかったので1時間ほどで退室し一般の書棚へ、石鎚山のコーナーがあり

ここで第1版初版(昭和476月25日発行)と第2版 (昭和47月10日25日発行) を

発見した。

そして以前から疑問に思っていたのだが、なぜ第1版発行からたった4ヶ月で

第2版発行となったのかが不思議に思っていた、この疑問はこの2冊を比べる

事で解決する事ができた。

 

 

 

 

西条市立図書館

赤いクレパス君の日記 (>_<)
 
第1版も第2版も裏表とも同じ図柄
左側が第2版、右側が第1版
赤いクレパス君の日記 (>_<)
 
裏も同じ
赤いクレパス君の日記 (>_<)
 
最終頁
左側が第2版 (全107頁) 右側が第1版 (全92頁)
赤いクレパス君の日記 (>_<)
 
左側が第2版・右側が第1版、途中まではまったく同じ。
赤いクレパス君の日記 (>_<)
 
第2版のほうが15頁ほど多いのは
第1版に「続稿 裏行場王子社と天狗嶽王子社」
の訪問紀が12頁足されているから
赤いクレパス君の日記 (>_<)
第1版発行の本に記されている三十六王子社調査記録は
昭和46年11月26日~28日までの3日間の記録で
この時、第35裏行場王子社と第36天狗嶽王子社は
凍結、危険と判断し訪れていない。
この調査記録も翌年の「昭和47年2月4日節分の日」に記す
と記されており、同年昭和47年6月25日第1版が300部発行された。
後の昭和47年10月25日に2000部発行された第2版には
第35・36両王子社を調査したのは昭和47年7月8日
総勢38名で成就社から訪れてたと記されている。
第35・36両王子社を調査しないまま第1版発行が発行され
第1版発行後すぐ第35・36両王子社を調査している事になる。
第35・36両王子社調査後約3ヶ月後となる昭和47年10月25日に
全王子社の調査結果が記された第2版が発行された事になる。
この時も本はすぐ売り切れたとあり15年後の
昭和62年10月5日第3版 (追加増補版) 5000部発行された。
 
第1版を2冊入手し発見があった → こちら
 
 
 
 

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