保守団結の会　1.15李登輝元総統生誕百年「日台友情の日」記念勉強会開催　台湾との戦略対話を

1/24保守団結の会の様子(自民党本部で)

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする

参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

1月24日(火)、自民党本部において、高鳥修一衆議院議員と私が共同代表世話人を努める保守団結の会を、今年初めて開催しました。

1月15日は李登輝元総統の生誕日です。今年は生誕百年を迎えます。当会では、2年前から李登輝元総統の生誕日である1月15日を「日台友情の日」として交流を深める日にすべきだとして提言し、昨年から1月に記念勉強会を開催しています。

・保守団結の会　令和4年1月26日台湾有事と日本の戦略とは　日台友情深化決議第2弾 | 赤池誠章ブログ

・保守団結の会　令和3年3月24日謝長廷台湾駐日代表講演　日台友情深化のために決議 | 赤池誠章ブログ

冒頭、当会の高市早苗顧問からは、現職の政務三役が台湾と交流できない現状について、問題提起がありました。また、日華議員懇談会会長の古屋圭司当会顧問からも挨拶を頂きました。

そして、蔡明耀台湾駐日代表処副代表から挨拶を頂きました。

台湾では、自衛力強化のために、台湾の兵役義務を来年2024年 1月 1日から、満 18歳以上の男子に義務付けている兵役の期間を4ヶ月から 1年に延長するとのことてした。

◎台湾との安全保障分野の交流を

そして、浅野和生先生平成国際大学副学長・日本李登輝友の会常務理事から講演を頂きました。

日本政府の公式見解を紹介し、台湾と米国との安全保障分野の交流を踏まえて、以下日本李登輝友の会の提言を説明して頂きました。

　①日台交流基本法の制定

　目的　日台間には法的な基礎が全くないので、毀損の関係に法的基礎を置く。

　・民間団体の窓口機関である日本台湾交流協会と台湾日本関係協会の取決めの執行を日本政府が支持する。

　第五条 日本と台湾の相互において、それぞれ日本人および台湾人の身体、生命および財産の保護その他に関する事項、台湾人および台湾に在留する第三国人の日本への入国その他に関する事項、日本と台湾との経済、貿易、観光等に関する事項、並びに日本と台湾との学術、文化およびスポーツの相互交流等に関する事項は、財団法人交流協会と亜東関係協会との取り決め（一九七二年一二月二六日署名）によって処理するものとする。

　　　　　　＋日台間の情報交換に法的基礎を与える

　第四条 アジア太平洋地域の安定と繁栄の実現のために必要と認めるときは、日本政府は台湾政府に対して必要な情報を提供することができる。

　②安全保障を含む日台間で必要な情報交換の実施

　・日本台湾交流協会台北事務所に、現職自衛官の出向者を派遣する。

　・米国主催の米台「モントレー対話」に日本も参加できるよう働きかける。

　・「グローバル協力訓練枠組み」（ＧＣＴＦ：Global Cooperation and Training Framework）の活用。サイバーセキュリティ等

　・中国の軍事演習による日本・台湾への影響について情報交換を行う。2022年8月3日からの事態に対する検討会開催。

　③我が国との間で緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーである台湾との間において、東アジアの平和と繁栄のため、安全保障を含む実務的協力関係が着実に発展していくよう努める。

◎国家安全保障戦略に台湾記載拡充

　昨年末の国家安全保障戦略が改訂され、我々の努力もあり、台湾の記載が拡充されむした。

　「台湾との関係については、我が国は、1972 年の日中共同声明を踏まえ、非政府間の実務関係として維持してきており、台湾に関する基本的な立場に変更はない。台湾は、我が国にとって、民主主義を含む基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人である。また、台湾海峡の平和と安定は、国際社会の安全と繁栄に不可欠な要素であり、両岸問題の平和的解決を期待するとの我が国の立場の下、様々な取組を継続していく。」

　台湾有事は日本有事です。日本李登輝友の会の提言もあり、わが国と台湾の戦略対話を実施していくべく、力を入れていきたいと思います。

　引続き国家国民を守るために、全身全霊を尽くします。

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◎コロナ禍

現在の感染状況をデータで一覧できます。

https://covid19.mhlw.go.jp/

都道府県の1週間ごとの医療提供体制と感染状況(6指標)です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html　

◎災害支援

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=default&area_type=japan&area_code=010000　