清和政策研究会政策委員会　中共との付き合い方は・・・

清和政策研究会の様子(自民党本部で)

国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする内閣府副大臣、参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　2月24日(木)ロシアによるウクライナ侵略から1か月以上が経ちます。ロ軍が撤退しているとの話がありますが、NATO事務総長は「再配置」で「さらなる攻勢」が行われる可能性を指摘しています。

　ロシア軍の撤退確認できず、さらなる攻勢の恐れ NATO総長（ＡＦＰ＝時事） - Yahoo!ニュース

◎清和政策研究会政策委員会　

　3月31日(木)、自民党本部で清和政策研究会(安倍晋三会長)の政策委員会が開催され、横井裕前駐中国特命全権大使から「中国からみたウクライナ情勢」について話を聞きました。

　講演後、私からは隣国中共との付き合い方について質問しました。

長年外交官として中共とつきあってきた横井前駐中大使からの回答要旨は以下です。

・中国は武力行使をためらわない国。

・「孫子の兵法」を信奉している。圧倒的な武力を背景として、戦わず勝つことを最上としている。弱いと思うと強く出てくる。

・わが国は、ウクライナ侵略を受けてGDP2％防衛力強化に方針展開した独のように、わが国も防衛力強化は不可欠。長年GDP1％前後だったわが国の防衛費は不十分。

・仲間づくりが大事。米国はじめ西側諸国はもちろんだが、今般のロシアへの非難決議には世界で140か国が賛成したが、実際経済政策に踏みだしている国は多くない。中露は外相を先頭に精力的に外交活動を展開している。わが国も同様に外交活動の展開が大事。

・特に、中国は共産党主導なので、習近平国家主席との首脳会談が大事。その会議を絶やしてはいけない。

次に、北朝鮮に対して中共の影響力についても私から質問しました。横井前大使の回答要旨は以下。

・北朝鮮はそもそも中国を好きではない。

・しかしながら、長年の制裁によって、中露しか頼れる国がなくなってしまった。

・米国もトランプ政権で北朝鮮を甘やかしてしまった。

・中国にとっても、拉致や核、ミサイル問題を解決するために北朝鮮との交渉役になることはない。彼の国にとって、そのようなことをして何の得になるのかというのが本音。

昨日、保守団結の会で、大田文雄元防衛省情報本部長から聞いた「中露の偽情報戦」と指摘が図らずも共通していました。

保守団結の会　中露の偽情報戦にどう対抗するか | 赤池誠章オフィシャルブログ

今後も、わが国を取り巻く大変厳しい安全保障環境の中で、わが国と国民を護るべく外交、防衛、情報力を強化していきたいと改めて思いました。

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◎内閣府副大臣の仕事とは

内閣府の全体の業務と分担一覧

20211112_tanmu.pdf (cao.go.jp)

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

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◎最新の新型コロナウイルス感染症対策

一昨年来のコロナ禍について、ワクチン接種の2回接種が79.5％、3回目接種が5,193万回41.0％となりました(3/31)。

わが国の新規感染者数は1週間平均で1日約4.5万人(前週平均1日約3.9万人)と増加に転じています。入院患者数は41万0,636人(＋9,740人)、重症患者数は627人(-28人)と減少し続けてはいます(3/30)。重症病床使用率も全ての地域で4割を切り、全国的に減少し続けています(3/25)。

都道府県の医療提供体制等の状況について｜厚生労働省

政府では、3月22日(火)「まん延防止等重点措置」を全ての地域で解除しました。それにより、人流が増加したため、新規感染者が減少から増加に転じました。そうなると、入院患者数が増加し始めており、今後重症患者数が増加するという連鎖となりかねず、今後注視が必要です。

政府与党では、積極的な財政出動を行い、コロナ禍対策を進めてきました。昨年度予算は3回に渡る補正を行いました。25.7＋31.9＋19.2＝76.8兆円を執行し、今年度繰越金として約30兆円となり、民間の貯蓄に回った分も20兆円あると言われています。今年度予算107兆円と昨年末に補正31.6兆円を成立させました。3月22日(火)に令和4年度予算108兆円も成立させ、コロナ禍対策とともに、コロナ禍後を見据えて、経済のV字回復を目指しています。令和4度経済成長は名目で3.6％、実質3.2％の見通しであり、完全失業率は2.4％と、政府では近年にない高い経済成長を予測しています。

　令和4年度予算も成立し、ようやく経済V字回復を望めるようになってきています。引続き感染症対策と社会経済活動の両立を続けたいと思います。

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◎でんき予報　電力逼迫の中あなたの街の電力需給は・・・