仕事始め　令和4年2022年　国内外の予定は　今年の書初めは「三手先」

令和4年正月　書初め　「三手先」

将棋は門外漢ですが、「三手先を読む」を今年の課題としたいと思います。

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする内閣府副大臣、参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　1月4日(火)仕事始めとなりました。正月三が日が終わり、改めて令和4年2022年の国内外の予定を確認しておきたいと思います。

　1年間の国内外の予定を概観してみて、3点①コロナ禍後、②経済安保、③選挙の年ではないかと思います。

　私は、自民党所属の参議院議員として、内閣府副大臣としても、コロナ禍後を見据えた経済V字回復・地方創生・少子化対策、米中対立の中で経済安保等の政策実現、参院選や沖縄地方選の同志当選に向け、国家国民のために、今年一年全身全霊を尽くしたいと思います。

◎今年は「コロナ禍後」「経済安保」「選挙」

第一のコロナ禍後についてです。

一昨年来のコロナ禍について、ワクチン接種の2回接種が77.9％(12/27)で、全人口の8割となりました。政府では対策の全体像を示し、12月に入り、医療関係者から3回目接種も始まりました(53万回0.4％)。昨年末の12月20日からデジタル庁でワクチン接種証明書の発行が始まっています。

WHO(世界保健機関)は、世界では感染が拡大しており、新たに感染力が強い変異株「オミクロン株」が発生したとして警告しています。同変異株はわが国でも発見され、市中感染が出始めています。

わが国の新規感染者数は479人(前日比＋22人)、入院患者数3,328人(＋280人)と増加傾向に転じています。重症患者数は52人(－1人)と底を打つ状態から徐々に増加しています(1/2)。

政府では水際対策強化を打ち出し、新規入国者を停止し、感染症の検査を無料化しました。年末年始は人の移動や会う機会が多くなるため、引き続きマスク着用等の基本的な感染症対策の徹底をお願いしたいと思います。

感染力の強い「オミクロン株」の病原性について、国内外の研究成果が出始めており、強くないのではないかという見解があります。予断は許せませんが、更なる研究結果を待ちたいと思います。

政府与党では、積極的な財政出動を行い、コロナ禍対策を進めてきました。昨年度予算は3回に渡る補正を行いました。25.7＋31.9＋19.2＝76.8兆円を執行し、今年度繰越金として約30兆円となり、民間の貯蓄に回った分も20兆円あると言われています。今年度予算107兆円に追加して、昨年末に補正31.6兆円を成立させました。来年度予算案108兆円を計上しており、コロナ禍対策とともに、コロナ禍後を見据えて、経済のV字回復を目指しています。来年度経済成長は名目で3.6％、実質3.2％の見通しであり、完全失業率は2.4％と、政府では近年にない高い経済成長を予測しています。

以上のような情勢の中で、私は内閣府副大臣としても、コロナ禍対策とともに、コロナ禍後を見据えて、官民の社会経済活動を活発化して、経済V字回復、地方創生、少子化対策等のわが国の課題解決に繋げていきたいと思います。

第二の重要語は、経済安全保障です。

新冷戦とも呼ばれる米中対立の中で、従来の陸海空の安全保障だけでなく、宇宙やサイバー、電磁波等の新領域への対応とともに、コロナ禍で顕在化した経済面の安全保障体制強化が不可避です。

露国によるウクライナへへの侵攻危機によって米国が欧州に釘づけになると、中共による台湾有事の危険性が高まりかねません。

また、2050年脱炭素化に向けて、エネルギー政策が揺れています。ドイツは年内に全廃ゼロを実現しようとしていますが、EU自体はLHG(液化天然ガス)や原発を脱炭素化に資する投資先に指定しようとしており、英米仏では原発の新増設や安全性が高い小型原発の開発等を推進しようとしています。

わが国では、今年度第3次補正予算や来年度予算案で防衛費や外交関係費を着実に増大させるとともに、1月17日からの通常国会において、経済安全保障推進法を制定し、特定国への機微技術や人材の流出を守り、そして、2年後からの運用をめざす大学への10兆円ファンドで、わが国独自の科学技術を育てていこうとしています。

私は、従来からの教育や科学技術等の振興とともに、更なる情報機関の強化にも力を入れていきたいと思います。

第三は、選挙です。

3月には韓国大統領選、5月には仏国大統領選、7月にはわが国でも参院選、11月には米国で中間選挙(上院3分の1、下院全員)が実施されます。そして、国政に影響を与える沖縄では、本土復帰50年の節目の中で、通年に渡り各種地方選が行われます。

民主国家にとって、国民の民意の反映である選挙によって大きく国の進路が変わります。特に、韓国大統領選の動向は、直接わが国に影響してきます。与党革新派が勝つか、野党保守派が勝つか、野党保守派が失速が伝えられる中で、注視していきたいと思います。

また、選挙のない権威主義国家である中共では、コロナ禍をゼロに抑え込み、2月から3月の北京冬季オリパラ大会や9月のアジア競技大会という国際的なスポーツ行事によって国威を発揚しつつ、3月全人代(全国人民代表大会)や7月から8月の北戴河会議(大幹部の非公式会合)、11月の5年ぶり20回目の共産党党大会によって、10年任期という慣例を破って、集金平国家主席が3期目に選任され、独裁体制を固めようとしています。

以上のような他国の情勢を踏まえつつ、兎にも角にも、7月の参院選や沖縄での地方選で、同志の当選に向けて、全力を尽くしたいと思います。

◎令和4年2022年の予定は

【1月】　1日RCEP10か国協定発効(輸出5％増)／改正電子帳簿保存法施行(経理電子化)／電力危機の中EUが原発と天然ガスをグリーン投資先認定　3日米英仏中露5核保有国共同声明で核拡散防止条約（NPT）で課された核軍縮交渉義務遵守　4日仕事始め　9日各地で消防出初式　10日成人の日(過去最少120万人)／米露首脳2回電話会議後の高官レベル会議(ジュネーブ)　14日尖閣諸島開拓の日(石垣市)　15-16日大学入試センター試験(53万人受験)　17日208回国会(通常会)開会(150日間・施政方針演説でコロナ禍対策、経済安保推進法制定、10兆円ファンド関連法、農林水産物食品輸出促進法改正等)／防災とボランティアの日　18-20日ミュンヘン安全保障会議　沖縄選挙年・23日名護市長選・南城市長選　29日大地の芸術祭の里越後妻有冬(～3/13)　29-30日大学入試センター試験再追試験　30日ポルトガル総選挙　31日国立劇場養成所募集(歌舞伎・太神楽)　月内日米安全保障協議委員会(2＋2)　イタリア大統領選(総選挙は)

【2月】　サイバーセキュリティ月間　北方領土返還運動全国強調月間　4-20日北京24回冬季オリ大会　6日山口県知事選　7日北方領土の日　10日日本遺産推進フォーラム開催　18日国立劇場養成所募集(文楽)　18-20日ミュンヘン安全保障会議　20日長崎県知事選　22日竹島の日(島根)　27日沖縄石垣市長選　米国パウエルFRB(連邦準備制度理事会)2期目へ　月内衆議院予算案通過　岸田首相が訪米？訪豪？

【3月】　参議院予算案議論　自殺対策強化月間　4～13日北京13回冬季パラ大会　5～日中共全人代　9日韓国大統領選　13日自民党大会／石川県知事選　22-24日核兵器禁止条約第1回締結国会議(ウィーン)　27日香港行政長官選挙　31日ドバイ国際博覧会閉幕／過去最大来年度予算107兆円成立(デジタル田園都市等)　月内3回目接種開始

【4月】　こども家庭庁設置法とこども政策基本法の国会で議論　1日成年年齢18歳へ／少年法改正／公的年金60-75歳受給選択へ／不妊治療公的医療保険拡大／青森銀行とみちのく銀行統合　3日善光寺御開帳(～6/29)／諏訪大社御柱祭(～5月)　4日東京証券取引所3,747社が5市場から3市場に再編　10日京都府知事選／仏国大統領選(10日1回24日2回)　14日瀬戸内国際芸術春(～5/18)　23・24日第4回アジア太平洋水サミット(熊本)　24日衆参統一補選/沖縄市長選　28日主権回復の日　30日対馬博物館開館　月内日本で日米豪印(クアッド)首脳会合？

【5月】　骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)等議論　1～15日夏季デフリンピック(聴覚障害者ブラジル)　9日フィリピン大統領選　13～29日亜初ワールドマスターズゲームズ(近畿)／シン・ウルトラマン公開　15日沖縄本土復帰50年　29日新潟県知事選

【6月】　1日ドローン登録義務化／改正動物愛護管理法でペットにマイクロチップ装着義務化　仏国国民議会選(12日1回19日2回)　15日国会会期末　22日参院選公示　23・24日EU首脳会議　26-27日G7(独エルマウ)　29日NATO首脳会議(マドリード)　月内国際会計基準に気候変動リスクの開示基準作成　骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)等決定

【7月】　10日参院選　15日日共創立100年　30日国際芸術祭あいちトリエンナーレ(～10/10)　下旬北戴河会議（～8月中共幹部長老密室会議）　月内京都に文化庁移転　日銀審議委員2名(鈴木人司氏・片岡剛士氏)任期満了　滋賀県知事選　

【8月】　5日瀬戸内国際芸術祭夏(～9/4)　11日山の日大会(山形県)　15日全国戦没者追悼式　月内長野県知事選　香川県知事選　核不拡散条約（NPT）の再検討会議延期開催　第8回アフリカ開発会議(TICADチュニジア)　31日来年度概算要求案と税制改正案要望　月内米国で核拡散防止条約(NPT)再検討会議？

【9月】　臨時国会？　10～25日アジア競技大会(杭州)　17日拉致被害者帰国から20年　20日国連総会開会(第3火)　29日日中国交正常化50年／瀬戸内国際芸術祭秋(～11/6)　月内沖縄県知事選・宜野湾市長選・29市町村議選　

【10月】　各種団体から政策要望　1日短時間労働者社会保険加入規模が501人から101人以上へ／収入がある後期高齢者医療費窓口負担2割引き上げ／東北銀行(岩手)とフィデアHD(秋田北都銀行＋山形荘内銀行)経営統合　2日ブラジル大統領選　3日愛知銀行と中京銀行共同持株会社設立(2年議に合併)　23日新潟市長選　30-31日G20(バリ島)　月内中共第20回党大会(～11月)　福島県知事選

【11月】　税制改正議論　7～18日COP27(第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議・エジプト)　8日米国中間選挙(上院3分の1下院全員)　21日サッカーW杯(～12/18カタール)　月内APEC(タイ)　愛媛県知事選　沖縄那覇市長選　熊本市長選　福岡市長選挙

【12月】　月内和歌山県知事選　来年度税制改正案決定　来年度予算案決定　独全原発停止全廃へ(世論支持率8割から4割も)

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◎内閣府副大臣の仕事

内閣府の全体の業務と分担一覧

20211112_tanmu.pdf (cao.go.jp)

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

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◎でんき予報　電力逼迫の中あなたの街の電力需給は・・・