最大野党立民が共産と初の閣外協力合意　政権奪取のためには何でもするのか！？

立憲と共産の党首会談で初の閣外協力合意(出所：しんぶん赤旗)

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-10-01/2021100101_01_0.html　

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　台風16号が日本列島南岸を通過し、風雨が強まりました。台風一過、晴天となりましたが、吹き返しも予想されることから、引続き気象・防災情報に十分注意をして頂ければと思います。

10月に入り、コロナ禍での緊急事態宣言等が解除されました。今後、社会経済活動を段階的に緩和されるわけですが、引き続き感染症対策を徹底して頂ければと思います。

◎野党の動向　立憲と共産が限定的閣外協力合意

　自民党総裁選で選出された岸田文雄新総裁は、早速党役員人事に着手した一方で、それに対峙する野党にも動きがありました。

　最大野党の立憲民主党(枝野幸男代表)と最古の政党日本共産党(志位和夫委員長)が、9月30日(木)、国会内で会談し、共産党と初めての「限定的閣外協力」合意をしたとのことです。合意内容は以下3点です。

(1)次の総選挙において自公政権を倒し、新しい政治を実現する。

(2)「新政権」において、市民連合（「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」）と合意した政策(6点)を着実に推進するために協力する。その際、日本共産党は、合意した政策を実現する範囲での限定的な閣外からの協力とする。

(3)両党で候補者を一本化した選挙区については、双方の立場や事情の違いを互いに理解・尊重しながら、小選挙区での勝利をめざす。

政権協力で合意/共産・志位委員長と立民・枝野代表が会談 (jcp.or.jp)

　国民民主や維新を除く野党四党は、安倍政権下で、わが国を取り巻く大変厳しい安全保障環境に対応するために制定した、平和安保法制、特定秘密保護法、テロ等準備罪等を廃止して日米同盟を形骸化させるとともに、消費税減税、原発のない社会等をつくることを目指しています。

　そして、衆議院小選挙区において、野党四党の候補を一本化して、与党自民党候補に対抗して、勝利を収めていこうというものです。

◎日本共産党は、破壊活動防止法に基づく調査対象団体

　立憲は、最大支援団体である労働組合「連合」の反対を「限定的だから」と押し切って、日共と連携しました。その意味することを立憲は分かっているのでしょうか。

　日本共産党は、破壊活動防止法(破防法)に基づく調査対象団体です。同法は、団体による暴力主義的破壊活動を取り締まり、公共の安全の確保に寄与する目的で、昭和27年に制定されたものです。なぜ制定されたかというと、わが国が戦後占領政策から主権回復するに当たり、日本共産党等が、武装闘争を展開して、各地で殺人事件や騒擾（騒乱）事件などを引き起こしたからです。その後、共産党は、武装闘争を唯一とする戦術を自己批判しましたが、革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵の出方によるとする「いわゆる敵の出方論」を採用し、暴力革命の可能性を否定することなく現在に至っていると政府が公式に認定しています。だから、現在でも日共は警察庁や公安調査庁が調査して動向を調べているのです。

　共産党が破防法に基づく調査対象団体であるとする当庁見解 | 公安調査庁 (moj.go.jp)

　先日、TBS昼番組の「ひるおび」において、出演した弁護士・八代英輝氏（57）が「共産党はまだ『暴力的な革命』っていうものを、党の要綱として廃止してませんから」と発言して、日共から猛抗議されて、謝罪と撤回に追い込まれました。

　TBS社長「ひるおび」八代氏の共産党巡る発言での2度の謝罪に見解「厳しく戒めなければならない」 (msn.com)

しかしながら、綱領には書かれていませんが、いまだ日共が暴力革命を否定せず、破防法調査対象団体であること自体、政府が公式に認定していることです。

◎共産と手を組む最大野党立憲を持つわが国の不幸

　そのような日共と限定的とはいえ閣外協力を結ぶ最大野党立憲民主党は、自公政権を倒すためには、手段を選ばず、国民の目を欺き、暴力革命という破壊活動を否定しない団体と手を結ぶということになります。

　約10年前のあの悪夢の民主党政権(H21-24)でさえ、共産党と手を切った上で、政権を奪取しました。約30年前の細川・羽田非自民連立政権(H5-6)の時も、共産党とは縁を切っていました。戦後長年最大野党社会党が政権を奪還できなかったのは、共産党と連携していたからだということで、反省の上に立っての判断でした。

ところが、現在の最大野党立憲民主党とは何なのでしょうか。立憲を党の名称に冠して平和憲法を党是としているはずなのに、そのような最大野党を持つことしかできないのが、わが国政治の不幸ということでしょう。

　益々我々自民党が、しっかりせねばと思っています。

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◎神戸市長選挙（告示日 10月10日投票日 10月24日）

自民党推薦候補　久元喜造（67）現、2期

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◎衆議院議員　任期満了　10月21日(木)

　総選挙は・・・

◎参議院補欠選挙　10月7日(木)公示　24日(日)投開票

　公認　静岡県選挙区　若林洋平(49)　新　前御殿場市長

　参議院静岡県選挙区選出議員補欠選挙 | 選挙 | 自由民主党 (jimin.jp)

　公認　山口県選挙区　北村経夫(66)　現　参議院比例区2期