7月22日は祝日「海の日」　海事関係者は複雑な思い・・・

「「海の日」を7月20日に」(出所：海事広報協会)

https://www.kaijipr.or.jp/pdf/umi_0720_03.pdf　

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

全国的に連日猛暑となっています。昨年来のコロナ禍の中、熱中症の危険性が高くなっています。熱海市の土石流災害で死者19名、いまだ9名が安否不明であり、三重の複合災害に様相となっています。各地において、十分注意をして頂ければと存じます。

・全国の防災情報は　気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

・熱海市不明者は　静岡県／熱海市土砂災害の安否不明者名簿の公表

◎7月22日が祝日「海の日」

　7月22日(木)は、祝日「海の日」です。その意義は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。」(祝日法)とあります。

　本来国民こぞってお祝いする日にも関わらず、一番嬉しいはずの海事関係者は複雑な思いを持っています。

　それはなぜか。

　　昨年と今年、東京オリンピック大会開会式の準備のために、第3月曜日から開会式の前日に祝日「海の日」は2年連続移動したからです。

　それも、海事関係者としては、祝日「海の日」は、7月第三月曜日ではなく、そもそも祝日「海の日」であった7月20日に固定化してほしいとの念願があります。昨年は、7月第三月曜日が7月20日だったのに、東京オリンピック大会のために移動せざるを得なかったのでした。

　7月20日は、明治天皇が明治9(1876)年に帆船明治丸(重要文化財・東京海洋大学)で東北巡幸から横浜港へ御帰着なされた日に由来するもので、戦前から「海の記念日」でした。

国民こぞってお祝いしようとして、海事関係者の長年の努力によって、2千以上の全国自治体の決議を得て、1千万人以上の署名を集め、国民運動の盛り上がるの結果、平成8(1996)年に祝日「海の日」がようやく実現したのでした。

　しかしながら、平成15(2003)年に三連休化法(ハッピーマンデー法)によって、祝日「海の日」は7月20日から7月第三月曜日に変更することになってしまいました。

　海事関係者の喜びも束の間、明治天皇由来の祝日「海の日」は、7月20日(平成8年)→7月第三月曜日(平成15年)→7月22日(令和2年3年)と移動し続けています。

　我が国は、世界第六位の海域を持つ海洋国家であり、エネルギーをはじめ資源を輸入して、国民生活や経済活動を行い、そして世界へ自動車はじめ加工品を輸出しています。貿易量の99.6％は外航船舶での輸送です。また、国内物流も、内航船が4割(トンキロ換算)、資源輸送は8割を担っています。離島航路は旅客船がなくてはならないものとなっています。昨今のトラック輸送の人手不足や環境負荷から、モーダルシフト(トラック輸送からフェリーへの移行)が進んでいます。

　海洋国家である我が国にとって祝日「海の日」を、明治天皇由来の7月20日に固定化して、国民こぞってお祝いすべく、国民の皆様方の理解を進めて、祝日法改正に繋げていきたいと思っています。

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◎赤池ブログから

6/9「皇室の歴史を学ばずして皇位の安定的継承論議はできない」

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6/1「性的指向・性自認理解増進法の顛末」

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5/28「総理官邸に追加経済対策の申入れ」

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5/25「保守団結の会　中共の人権状況とは」

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4/28「主権回復の日　靖國神社昇殿参拝」