4/2会議で挨拶する様子(自民党本部で)

 

国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!

をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

 

 毎年恒例、小学1年生とその親の将来就きたい職業意識調査結果が、ランドセルも製造する化学製造業クラレから発表となりました。それによると、男子は調査以来年間1位だったスポーツ選手から警察官へ、女子は23年連続でケーキ屋・パン屋となりました。親の意向は、男子が公務員、女子が看護師です。コロナ禍という不安定な時代の中で堅実と安定性の意向が出ているとのことです。

 将来就きたい職業、就かせたい職業 2021年|将来就きたい職業|クラレアンケート |

 

その中で、教師については、男子は昨年まで19位でしたが、今年は20位外のランク外へ。女子は昨年同様8位です。親の意向は、男子が10年前までは8位でしたが今やランク外へ、女子は10年前までは4位でしたが、昨年から8位と順位を落としています。教師の長時間労働という職場環境が厳しいことが明らかとなり、身近な職業でありながら、人気が衰えていることが分かります。

 

●教師の養成、採用、研修、支援の一体改革に向けて

 

 4月2日(金)、自民党本部において、文部科学部会教師の確保、資質向上、支援小委員会の第1回の会合を開催しました。

 

 これは、小学校へ5年かけて35人学級を導入する義務標準法の法改正を契機として、教師が大量退職大量採用時代の中で教師を志す人が減少してきており、その一方で学力3要素(①基礎力、②応用力、③生涯学習意欲)に基づく新学習指導要領の全面実施が始まり、さらにコロナ禍の中で1人1台の情報端末の整備等、Society5.0(第四次産業革命後)時代に向けて、教師の確保、資質向上、支援を充実していく方策を議論し、文科省へ提言しようというものです。

 

 まずは、文部科学省から現状の課題認識について、説明を聴取しました。

 

●⑴教員免許制度と養成段階の課題とは

 

 第一に、免許と養成段階の文科省の主な課題認識は以下3点です。

 ①令和元年度から新たな教職課程を開始したところだが、さらに子供一人一人の学びを最大限に引き出し、主体的な学びを支援するという教師の役割に対応した要因養成カリキュラムにする必要。

 

 ②教師の中核組織である国立教員養成大学・学部における教員就職率が近年6割台で推移しており、教職志望の高い学生等を更に確保する必要。

 

 ③教職大学院は全国的な設置が整ったが、定員充足率が8割にとどまっており、学部新卒学生、教職教員学生ともに教職大学院で学び更なるインセンティブが必要。

 

●⑵教師の採用段階における課題は

 

 第二に、採用段階での文科省の課題認識は以下3点です。

 ①小学校を中心に教員採用選考試験の採用倍率の低下傾向が継続。養成段階と採用段階の更なる連携の推進。

 

 ②Society5.0時代における多様性と柔軟性を備えた組織が求められる中、同じような背景や経験を持った均質的な教員集団で学校が構成されており、社会人等の多様な人材の確保。

 

 ③教員採用選考試験が教委ごと教養、全教科について試験問題を作成されており、その実施負担が大きい。効果的で効率的な実施方策の検討。

 

●⑶教師の研修段階の課題は

 

 第三に、研修段階での文科省の課題認識は以下2点です。

 教委と大学等で構成する「協議会」の積極的な活用により両社の連携を更に進め、「教員育成指標」に対応した「教員研修計画」に基づく体系的な教員研修を実質化する必要。特に、ICT活用指導力等。教職員支援機構のオンラインでの校内研修の有効活用やICT機器の活用、対面と集合型研修とオンライン研修の組合せ方等。

 

 教員免許更新制について、限られた期間内で講習を受講しなければならない教師の負担、免許状未更新を理由とした教師確保への支障、大学等が質の高い講習を開設するための担当教員や採算の確保などの課題。包括的な検証を完了させ、教師の資質能力の確保、教師等の負担軽減、教師の確保の妨げにならないこと等から、あり方を見直すこと。

 

 参加した国会議員から、文科省への質疑応答、意見表明がありました。

 ・教師という仕事の魅力を高めるために、働き方改革をふくめ一体改革を進めるべき。

 ・わいせつ教師の排除とともに、頑張る教師の支援を強化すべき。

 ・教員免許更新制等、研修のあり方を合理化すべき。

 ・文科省の「#教師のバトン」が話題となっているが、どのような声が集まっているのか。

 ・教員という法令用語を教師に変更すべき等々。

 

 今後、毎週1回開催して、有識者ヒアリングを行い、教育団体からの要望を踏まえて、4月中に文科省へ提言していきたいと思います。 

 

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●赤池ブログから                   

 

3/25「保守団結の会 日台友情深化のための決議」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12664409181.html 

 

2/9「緊急事態宣言延長に伴う追加経済対策の申入れ、その内容とは」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12655842819.html 

 

1/26「国旗損壊罪の導入を申入れ」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12652777227.html

 

1/21「保守団結の会 情報機関の強化と中共の浸透工作」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12651572013.html 

 

1/10「今年の書初めは積小為大」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12649363277.html 

 

1/3「令和3年校内外の情勢は 米中対立と経済安保、総裁選と総選挙」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12647903261.html 

 

1/2「首都東京で感染拡大 緊急事態宣言発令を」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12647671562.html 

 

12/31「令和2年 重大=十大ニュースは・・・」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12647273633.html 

 

12/22「令和3年度予算案107兆円 GDP4%成長を予想 V字回復なるか」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12645455218.html 

 

12/15「保守団結の会―中共のオーストラリア支配計画」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12644303665.html 

 

11/26「保守団結の会ー選択的夫婦別氏制度の是非」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12640690702.html 

 

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