文化庁指定　重要無形民俗文化財　阿波晩茶の製造技術

3/26自民党文部科学部会・文化立国調査会合同会議前に

阿波晩茶のペットボトルを手にして

をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　3月26日(金)、自民党本部において、私が部会長を務める文部科学部会と文化立国調査会(山谷えり子会長)の合同会議を開催しました。

後発酵茶「阿波晩茶」

その場で、今年1月に文化財審議会が答申し、3月に文化庁長官が指定した、阿波晩茶を合同会議に党で購入してもらい、提供してもらいました。

阿波晩茶は、四国地方の標高数百メートルの山間部に伝承される発効茶であり、ヤマチャ(在来種)と呼ばれる茶葉を原料とし、茹でた葉を揉んでから木桶に付け込み、発酵させてつくるものです。四国山地で生産される「後発酵茶」です。阿波晩茶以外では、高知県の碁石茶、愛媛県の石鎚黒茶があります。

通常私達が飲む緑茶やほうじ茶は不発酵茶で、発酵茶としては、紅茶(強発酵茶)、烏龍茶(半発酵茶)があります。後発酵茶とは、熱処理によって酸化発酵を止めた上で乳酸発酵させる製法です。

特徴は、酸味を伴った独特の風味となり、緑茶のような新芽ではなく、盛夏の成長siあ堅い茶葉を用いており、作業の大半が手作業で、葉を広げた状態で乾燥させるものです。

阿波晩茶の製造は、7・8月の期間において、茶摘み、茶茹で、茶摺り、漬け込み。茶干し、選別の各工程からなります。摘み取った茶葉は、竈の大釜で茹でた後、発酵を促すために茶摺りをして茶葉の表面に傷をつけます。気温が高い夏季に漬け込むことで、茶葉の発酵が促進されます。漬け込んだ茶葉は天日干しをした後、手作業で選別して仕上げられます。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/92776001_01.pdf

引続き阿波晩茶をはじめ各地に残る伝統的な食の製造技術を保存し、そして、利活用する好循環をつくっていきたいと思います。

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●赤池ブログから

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