防災科研　成果発表会　皆で活用してほしい防災情報

2/10防災科研　成果発表会(東京国際フォーラムで)

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

2月10日(水)、東京国際フォーラム(有楽町)において、文部科学省所管の国立研究開発法人防災科学研究所(林春男理事長)の年に1回の成果発表会がありました。コロナ禍ということもあり、会場参加者を限定し、オンライン参加を募っての開催となりました。私も次のような挨拶いたしました。

「林春男理事長率いる防災科学技術研究所の令和２年度成果発表会の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

私は、参議院議員、自民党文部科学部会長の赤池誠章です。自民党の文部科学省所管政策を担当しています。

我が国は歴史的に自然災害に襲われ、そして、近年世界的な気候変動もあり、頻発化、激甚化しており、昨年来のコロナ禍もあり、複合災害の危険性が益々高まっています。

そのような中で、「一人ひとりの基礎的な防災力を持ち、高いレジリエンスを備えた社会」の構築に貢献することを目的として、さまざまな自然災害を対象として、災害の予防から復旧・復興までの全ての領域で、自然科学・人文社会科学の文理融合の力によって、基礎研究から社会の課題解決を図ろうとする「防災科研」が果たすべき役割は、更に重要になっているものと考えております。

本日の「防災科研」の成果発表会では、第1部で「ぜひ使ってほしい、防災科研の新たな情報プロダクツ」として、①線状降水帯、②火山データ、③地震10秒診断、④首都圏のそらチェック(雨、風、雷、ひょう、雪をまとめてチェック)の紹介、

第2部で、コロナ禍の中で初の試みとして、研究者による3分間の成果発表動画の視聴者ベスト10、そして優秀研究動画3人の発表、私も昨晩何本化視聴させて頂きましたが、どれも力作揃いでした。

第3部で、今年10年を迎える東日本大震災の教訓を来るべく南海トラフ地震に活かそうというパネルディスカッションがあると聞いて、大変期待しております。

本日、国会開会中ということもあり、冒頭のみでの参加となってしまいますが、後日文科省から、本日の発表会の成果について、報告してもらおうと思っています。そして、多くの国会議員に防災科研の取組みを知ってもらうべく、自民党本部において、私が部会長を務める自民党文部科学部会にぜひ林理事長と本日優秀賞となった研究動画の研究者にお越し頂ければと思っています。政治家は、口ばっかりと思われてはいけないので、文科省の担当者に、ここで調整をお願したいと思います。

一つ提案があります。1月17日は災害ボランティア元年となった阪神淡路大震災の日であり、3月11日は10年目を迎える東日本大震災の日、9月1日は関東大震災から防災の日となり、11月5日は安政東海地震が由来の「稲むらの火」の物語から津波防災の日の法律に基づく「津波防災の日」「国連世界津波の日」となっています。地震関連の日が多いのですが、我が国の自然災害の一番多いのは、台風はじめとする風水害であり、そして、特徴のなすものは火山災害です。それに関連する日がないというのは、残念なことです。そこで、防災科研や災害対策基本法制定の契機となった伊勢湾台風、そして、最悪の火山災害となった御嶽山噴火が、「9月26日」ということでもあり、同日を「台風・火山災害の日」、防災科研の日として、国民の教訓、理解増進の日となればと思っています。

本日の成果発表会が、ご参加の皆様にとって有意義なものとなりますよう祈念いたしまして、私からの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。」

防災科研の皆が役立つ情報はこちらでご確認下さい。

https://www.bosai.go.jp/　

・首都圏ソラチェク　https://isrs.bosai.go.jp/soracheck/storymap/

・地震10秒診断(損保協会連携)　 https://www.jishin-hoken.jp/10sec-sim/　

・火山データ　https://jvdn.bosai.go.jp/portal/ja/

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●赤池ブログから

1/26「国旗損壊罪の導入を申入れ」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12652777227.html

1/21「保守団結の会　情報機関の強化と中共の浸透工作」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12651572013.html　