自民党文部科学部会　1/26文化財防火デー　文化財の防火等の取組みは？

1/27自民党文部科学部会と文化立国調査会合同会議の様子(自民党本部で)

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　1月27日(水)、自民党本部において、私が部会長を務める文部科学部会と文化立国調査会(山谷えり子会長)の合同会議が開催されました。議題は以下です。

　⑴文化観光推進法に基づく拠点計画及び地域計画の選定の公募について

　⑵文化財防火対策について

　⑶文化財保護法の一部を改正する法律案について【概要審査】

●文化観光推進法に基づく拠点計画及び地域計画の認定の公募

25件の拠点計画と認定計画の一覧(出所:文化庁)

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/pdf/92656701_01.pdf

　まず、文化観光推進法に基づく拠点計画及び地域計画の認定の公募について、文化庁から説明を聴取しました。

昨年制定した文化観光推進法に基づいて、今年度25件の拠点計画と地域計画を認定して、財政支援を行っています。そして、来年度予算の成立を前提として、来年度令和3年度の拠点計画と地域計画の認定の申請を受け付けます。ぜひ博物館や美術館、または自治体は公募に名乗りを上げて頂きたいと思います。

・詳細はこちらへ　https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/92263701.html

●文化財防火対策について

1/26文化財防火デーのポスター　世界遺産・姫路城に放水する様子

　1月26日は、文化庁と消防庁が取り組む「文化財防火デー」でした。昭和24年のその日に法隆寺金堂壁画が焼失したことを教訓として、制定され、国や地方、文化財保持者等が連携して、文化財防火対策に取り組んでまいりました。

　近年、フランスのノートルダム寺院の火災(平成31年4月)や、我が国おいても、令和元年10月31日に沖縄の首里城が焼失するという事案が発生しています。そこで、文化庁では、「世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画」(令和元年12月)を策定して、令和6年度までに、重点的に対策を着手することとしています。

　また、昨年の令和2年12月の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化計画」の中にも、文化財防火対策・耐震対策等が追加されました。

　文化庁では、以上の計画にそって、令和2年度第3次補正予算案約62億円、来年度予算案約83億円の計約145億円で、文化財の防火、耐震、老朽化の3点について、対策を実施していいくとのことです。

　文化財保護法改正案については、第1回目の概要審査を行い、29日(金)にも2回目の条文審査を行う予定です。

　引続き文化財は我が国の誇りであり、その保護に向けて、力を尽くしてまいります。

…………………………………………………………………………………

●赤池ブログから

1/21「保守団結の会　情報機関の強化と中共の浸透工作」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12651572013.html　

1/10「今年の書初めは積小為大」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12649363277.html　

1/3「令和3年校内外の情勢は　米中対立と経済安保、総裁選と総選挙」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12647903261.html　