こんにちは。心と身体のコンサルタントななちんです(*^▽^*)
看護師2年目で鬱と診断され精神病院に入院することとなり、閉鎖病棟に連れて来れれました。そこで体験したことを少しダラダラと書いてみたいと思います。
その病棟では医師の回診は週に2回、火曜日と金曜日でした。
当日「これから回診です」 みたいな放送が流れ端の病室から順番に医師達が手を後ろでに組んで患者を回ります。
しかしこの病院ではこの回診の前に主任看護師が各病室を回って部屋が汚れていないか、患者の荷物が整理されているか、ベット周囲は綺麗かを見て回りきちんと整理されていないところを見つけると不機嫌そうに注意していきます。
そして最後に必ず言うセリフがあります、それは…
「はいわかりました、はい大丈夫です、以外言うんじゃないよ。先生が来たら正座する。わかってるよね」
でした。
実際回診時患者は正座をし、「はい大丈夫です」とだけ言うんです…
これが回診時のこの病棟の常識でした。
常識と言えばもう1つ。
食事は3回厨房の方が病棟まで運んできてくれますが、配下膳は自分たちでやらなければなりません。
それはいいとして、看護師はきちんと食事が摂れているのかを把握する必要があります。
その人の病状や心の動きなどを見極めるバロメーターの一つだからです。
しかしこの食事摂取状況も見方が少々変わっていて、見ているのは看護師ではなく厨房の職員なんです。
食べ残しなんてことをすると
「アンタ、なんで食べないの?昨日も残したよね?」と凄い顔で怒るのです。
そしてステーションのドアを叩きながら中にいる看護師にこう言うんです。
「この人最近ずっと食べてないよ、残してばっかりだ」と…
すると中から看護師が出てきて何で食べないのかと怒られ、下膳したお膳をまた持ってこられ食べることを強要されるのです。
勿論1度や2度残したくらいではそこまではなりませんが…
病院という組織は大きな土台となるものはどこも変われはありませんが、その病院によって常識となるものはバラバラです。
同じ患者を診ても処置の仕方がその病院で少しづつ違うように、その風土にあった常識が出来上がるものなのです。
次回はこの病棟の保護室についてと私の一番辛かった体験を書こうとおもいます。
今日も読んで頂きありがとうございました。
貴方の幸福を心よりお祈り申し上げますv(^-^)v