鬱と戦った結果 2 | どんな人生でも必ず好転するから楽しみに待ちましょう!

どんな人生でも必ず好転するから楽しみに待ちましょう!

看護師であり、心と体のコンサルタントでもあるもある私が10年に及んだ鬱との闘いを通して学んだことや感じたことを柔らかく綴っていきます。
今、不安や辛いことがあって膝を抱え蹲ってしまっている方々の力になれるような…
そんな月明かりのようなブログです

こんにちは。心と身体のコンサルタント、ななちんです(*^▽^*)

 

私は看護師2年目にして鬱となり、ジタバタしたがためにとうとう精神病院に入院することとなってしまいました。

入院することとなってしまったと言っても、自分が招いた結果ですが…
入院時医師や看護師と何か話したのは覚えているのですが、どんな話をしたのかは覚えていません。
部屋は4人部屋で中は割と綺麗だったことを覚えています。
何をするわけでもなく、ただボーと過ごす毎日でしたが、ある夜看護師からこんなことを言われました。
「〇〇さんの薬用意できなかったから、代わりにこれ、飲んで頂戴!」
私は「代わりって何ですか?」 と聞くと
「いいから、飲みなさい。しょうがないでしょ」
と怒られ、その薬を飲まされました。
私の言い方が悪かったのか、翌日私は閉鎖病棟に連れていかれました。
 
看護師3名がいきなり私の両腕をとり、ステーションの奥にある隠し? 階段から上の階に
連れていかれました。
そして鍵を開け私の背中をドンと押し、鍵をかけたのです。
私は背中を押されたことで前に躓き転んでしまいましたが、看護師にはそんなことはどうでも良いことだったようです。
訳が分からない顔をしている私をジッと見る人、無関心の人、様々でしたが私は異様な雰囲気を感じました。
その時一人の女性が近づいてきて
「何処でもいいから空いてるところに座んな」と声を掛けられました。
と、同時に看護師が現れ
「アンタ、〇〇さん?こっちおいで、ここがアンタの部屋だからね。荷物は綺麗に片づけるんだよ。」
そう言い放つとどこかに行ってしまいました。
その部屋は10人部屋で、狭い部屋に無理やりベットを入れている感じでした。
壁は土色で所々壁紙も破れていて、天井は一部配管が見えるとても古い建物でした。
病棟は昼間患者が過ごすことを義務付けられた「ホール」と呼ばれるかなり広い部屋があり、そこを中心として右に女性部屋が並び、左に男性部屋が並んでいました。
そしてホールを見渡せるような形で看護師のステーションがありました。
私はその時何をどんな風に考えていたのかは覚えてはいませんが、何とも言えない嫌悪感を感じていました。
その日から私の呼び名はアンタとなり、後悔という一言では言い表せない4か月のを送ることとなりました。
 
精神病院と聞くといい印象を受けない方が多いと思いますが、素晴らしい取り組みやケアをしている病院が殆どです。
しかし、残念ながら人権を無視したよう病院は実際存在しております。
極々、一部の病院ですが…
 
今日も読んで頂きありがとうございました。
貴方の幸福を心からお祈り申し上げます。(*^.^*)