鬱の入り口 | どんな人生でも必ず好転するから楽しみに待ちましょう!

どんな人生でも必ず好転するから楽しみに待ちましょう!

看護師であり、心と体のコンサルタントでもあるもある私が10年に及んだ鬱との闘いを通して学んだことや感じたことを柔らかく綴っていきます。
今、不安や辛いことがあって膝を抱え蹲ってしまっている方々の力になれるような…
そんな月明かりのようなブログです

こんにちは。心と身体のコンサルタントななちんです(*^▽^*)

私は、看護師2年目にして鬱になりました。

原因は多々あるのですが、一言でいうと孤独と焦りだったと思います。
専門学校を卒業し都会の病院に就職、一人暮らしを始めました。
1年くらいは仕事は大変でしたがそこそこ楽しくやっていました。
しかし2年目に入った頃から少しづつ孤独というものを感じ始めました。
 
当時の私の生活は、看護師として毎日クタクタになるくらい働き、帰りにコンビニでビールとお弁当を買って帰るというとても暗いものでした。
時折職場の先輩から飲み会に誘われたりもしましたが、人付き合いが苦手な私はお断りすることが多く、そのうち誰も声を掛けてこなくなりました。
誰かと会うわけでもなく、どこかに出掛けるわけでもなく、ただ単調に毎日が過ぎていき、気づいたら私は一人ぼっちになっていたのです。
 
孤独と焦り…
まさにその言葉がピッタリな自分になるのに、さほど時間は掛かりませんでした。
どうしよう…
こんなことしていたらダメになる。
何処でもいいから出掛けて楽しいことを見つけなくちゃ、外に出なくちゃ…
そんなことを考えるようになり、自分の頭に崩れてしまう自分姿が容易に想像できるようになりました。
焦る私は、休日のたびにあてもなく電車やバスに乗ってフラフラ外出を繰り返し、人中に入っていきました。
誰か話をしよう、誰か友達になって、誰か私に気づいて…
そんな気持ちが大きかったのです。
しかし何処に行ってもいつも手ぶらで帰ってくるのです。
そして一人ぼっちの部屋で座り込み、膝を抱えて蹲るのです…
明かりも付けない暗い部屋で、じっと朝が来るのを待つんです。
 
気が付いた時には、私は不眠症となっていました。
どんなに疲れていても眠れないのです。
焦れば焦るほど眠れなく、何度も時計を見ては沈んでいく自分の心を感じていました。
 
鬱の入り口はひとそれぞれに違います。
一概には言えませんが、多くの方が何らかのストレスからその入り口に立つのです。
私は孤独というストレスからその入り口に立ってしまい、逃れようともがいているうちにドアを開けてしまったのです…
 
今日も読んで頂きありがとうございました。
貴方の幸福を心よりお祈り申し上げます(*^.^*)