気がついたらもう2月も後半でしたが、今年最初の更新です。昨年は年末ギリギリまで天体観測はしていたのですが、1月に入って私事でバタバタしたり悪天候続きでしばらく観測から離れていました。なにはともあれ、久しぶりの観測日記です。
撮影日時:2016/2/18 ISO:800 露出:90秒
カメラ:CANON EOS60D(LPR-Nフィルタ装備)
望遠鏡:コ・ボーグ36ED望遠レンズセット+スリムフラットナー1.1×DG
赤道儀:ビクセンSXW赤道儀
アライメントにはペンシルボーグ+LV40mmアイピースの組み合わせを利用。倍率4.3倍。
カメラ等はマルチプレートDXで赤道儀に搭載。
またM42で申し訳ないですが、EOS60D用に光害カットフィルタのLPR-Nフィルタを買ったので早速試してみました。といっても、当日は月齢10の月が双子座の足元にある悪条件なのでどこまで効果があったか分かりませんが……。ちなみにRAWファイルはフォトショで現像しました。
びっくりしたのは焦点距離220mmの36EDでここまで鮮明に写った点。確かにBORGはシャープに撮れますが、まさかVC200Lの直焦点撮影とほぼ同レベルになとるは思いませんでした。
夜半前には昇るようになった木星の撮影にも挑戦しているのですが、まだ満足な画像は撮影できません。ただ、やっとのことでregistax6.1でウェーブレット処理をする方法が分かったので、少しは改善しました。ちなみに望遠鏡はVC200Lで、2倍バーローレンズで焦点距離を2倍にして撮影しています。
今までは細かい模様がまったく見えなかったのですが、ウェーブレット処理のおかげでやっと見えるようになりました。ただ、neximage5で撮影する時にGAIN(感度)を上げ過ぎているのか、画像の荒れが酷くてこれ以上の模様は見えませんでした。今度はGAINを下げて挑戦してみます。
ちなみに右側にかすかに見えているのは木星の後ろから出てきたばかりの第1衛星・イオです。
にしても。やっぱり反射望遠鏡のR200SSも欲しい……。