全員集合乾杯。

鱈鍋。

/年用意して子らを待つ夫婦かな

/「鱒」を聴く六畳一間春立ちぬ

/たらば蟹雪花のごと喰はれけり

/ボルドーのワイン華やか年の暮れ

/菜箸に崩れんとして鱈の鍋

/鱈鍋や箸のいくつも賑やかに

/東京で仕事を済ませ湯沢へと息せき切って子らの集まる

/乾杯だ ! 家族の絆今年残

 

倉石智證

長野道北アルプス白銀の大パノラマ。

小布施、北信五岳。

故郷を通り千曲川べり、十二峠から巻機を見て湯沢へ。

湯沢地区魚野で候。

/積み上がる本ばかりなる年の暮れ

/年の瀬や準備できたよ缶ビール

/カニさんの行く処探して深夜便

/冬山や漫ろ楽しむ長野道

/雪景や湯滝に懸る青き橋

/たうたうと流れる千曲今年残

/或る寺は幹の周りにお神酒かな

/かーさんの台所の音年用意

/雪原に妻を立たせる峠かな

/雪茜魚野で候魚野川

/年の瀬や風呂は喃語が飛び交ひて

/機織りの姫巻機は銀鼠

/北アルプス雪のパノラマ長野道

/小布施では花の気遣い年用意

/パトリオットなぜ贈らない日本国憲法九条自衛に悖る

■ウクライナ、不動産取引、ディールではなく

独自外交、正義を押し立てるべきだ。

 

倉石智證

愛車我がリンカーンを洗車。

畑に下りて八百万の神様に感謝。

/福寿草春の便りを三鷹から

三鷹に住む娘から福寿草が咲いた、と便りがあった。

/枯芝に腰掛け小春日和かな

/柿皮にとんがらし入れ糠の床

/水沢のうどんオトロと啜りけり

/関越道開通をして雪熄みぬ

▲26日夜、67台絡む大事故。

/洗車して除草機ピッカピカにする

/労ひて我がリンカーン除草機に師走の水をざんぶと掛ける

/おろがみて四方の神さま畑の神遠く山神今年の仕舞ひ

/霜の朝起き惑はせる未だ眠い

/溶暗に林檎眠らせ二月まで

/犇めきぬ時去りゆきて今年かな

富士の傍辺(かたへ)に手を合わすなり

 

倉石智證