二度目のゴドー。
1930パウル・クレー「アド・マルギネム(周縁に)」
洗礼盤、
云い古されたことですが、
あなたは神を信じますかって
純粋理性批判
一本の木の下に一本の道がありました
道の脇には水が湧いて
木の下には木陰があります
ポポ~いのポイ
不意に影の中から何かが飛び出ましたね
信仰の薄い人たちヨ
それはボールのやうに跳ねあがって
面白可笑しく背中にたかろうとします
さんざん笑い声が聞こえて
あんたがたどこさって
影翳の中には決まって何かが棲んでゐるのです
ポポ~いのポイ
そんなきれいに澄んだ水は
ずいぶんと旅人たちの喉を潤したものですが
ついに名前を呼び合ふこともなく
永遠にさやうならって
一本の木の下に一本の道がありまして
くたびれ果てた二人は
さうです、こんな日にはゴドーを待ちながら…
■武満徹は音楽を聞いた。
「不思議な気候に棲む人は、
そして愛らしいけだものたちは、
滑稽な音楽に打ち興じています」
倉石智證



























