春分の日
「日延べて春と冬との引き合いて」
翌日、八方へ日帰り。
言語ぢゃない言語を求めて。
/饅頭のやはりこはいと彼岸かな
/薄皮の饅頭の爪楊枝かな
/春工房、パンと饅頭仕上げたる
/ポケットに手を突っ込んで春祝う
/偕楽園梅終日と彼岸の日
/春分けて日延べてけふの彼岸かな
/水仙花土手にしあればそのままに
/毛蕊花まだちっちゃくて水遣りぬ
/春分や春と冬との引き合ひて
と云ふわけで八方へGO。この齢になると弱気な気持ちも湧いてきます。行くまいかどうしようか、“引っ張りっこ”です。八方頂上から白馬三山、五竜、鹿島槍の耀ける雪壁の写真も撮りたいしなぁと、4時起床です。ガンバッテ行って来ました。お叱呼タイム3回、8時20分、駐車場は辛うじて最後尾に潜り込めました。勇躍ピョンピョン平からリフトを乗り継いで頂上へ。ところがなんたるちぃあ、なのです。八方池を目指して樏の登山の人の列は見えるけれど、残念、お山の景色は雲に覆われて真っ白け。一旦菟平まで下りて、テラス中心に何本か遊びます。ゴンドラステーションまで滑り降りてもう一度さあと頂上を目指します。昼近く強風が吹き荒れてきました。オリンピックスタート地点では風で体が黒菱斜面へと持っていかれそうになるくらいです。しばらくして菟平から上のリフトは全面的にクローズされました。やれやれでしたね。帰りは道脇にちょくちょく車を停めて、悔しいからアルプスの写真を撮りましたよ~。
倉石智證






















