しばらくは山菜尽くし。
九州梅雨入り。
/大根のお道化ばばも道化たり
/罪障のありや摘果の蒼き実の
/蕨飯 童となりてお代わりす
/どんみりと人の境に四照花(やまばうし)
/待ち時間句の一つほど花の候
/摘果して林檎追分高梯子
/部屋に咲く綾目は次と花を付け
/ラーメンの美味(おいし)さ夜のこしあぶら
/しばらくは山菜飯や小夜更ける
/芍薬や花の衣の浄土かな
/花殻の王冠よろし花落ちて
/忘れゐし雪折れ桜葉を兆し
/枝豆のほほほほほほほ芽を出せり
/小さきものみな可愛いくて学童の挨拶をして通り過ぎゆく
/紅ハルカ水遣り六日頚座る
/蔓伸びてわき目もふらぬ胡瓜かな
/新じゃがのこうよとばかりフライパン
倉石智證




























