久里のおじさん
パイプのおじさんは烟のやうに逝ってしまった
まるで昇天する
とってもカラフルありがとうの世界なのだ
心の中に童心と膨らみ続ける夢を持っている方は幸せだ
なんと世の中を明るく楽しいものに替えてくれたものか
なついてくれた雀たちがたくさん窓辺に寄って来て
おじさんの永遠の留守の間にも飛び込んでくるのかな
少しHなおじさんだった
女性の脚がことのほか好きでいらして
フェチこそ天国だ
いまでもどうかすると麹町界隈で
通りの縁石に腰を下ろし
お似合いになるんだなこれが
パイプの烟
合掌
倉石智證



















