しくしくしく．．．えっえっえっ．．．おーいおいおいおい．．．
（いつまでも鬱陶しい奴だなー）
ひ、ひどい．．．
悲しいこと、腹立たしいことが重なってるところへもって、昨日また打ちのめされたのに．．．
（何処で～？）
えーと．．．コンサートです。
（札響はやめたんじゃなかったの～？）
札響なんぞ行っとらんわ。
バッハ・コレギウム・ジャパン（BCJ)とかいう古楽器楽団と合唱団の合体グループがキタラでバッハの「ミサ曲 ロ短調」をやるというので行ったんです。
それ聴いてたら何だか悲しくなって．．．泣きたくなってしまいました．．．うう．．．おーいおいおいおい．．．
（おお、そこまで悲しいミサ曲に心打たれて．．．）
そうだったらどんなにいいか．．．
（違うの？）
全然違うわ！
この前日、東京にいれば絶対に聴きたかったシナイスキーおじさんとNJPによるタコチャコ。
それを逃して自分はこんなしがない、田舎臭い、下手くそな演奏聴いてるのかと思ったら．．．
もう悲しくて悲しくてたまらなくなりました。おーいおいおいおい．．．
（えーと．．．）
欧州はじめ世界で高い評価を受けているとか新聞で読んで5000円も出して行ったのに。
やっぱり世間の評価は当てにならなかった．．．
だから嫌なんだ！世間のバカ共！！
（えーと．．．）
昨日のアンケートの自由覧。
「実力と釣り合う値段に抑えて頂きたい。2千円が上限でしょう、あれでは」
（えーと．．．）
最初はいいと思ったんです。
コンサート行くの久し振りで耳も不調だったのか、座ってすぐの頃は曲の美しさも相まって、「ああ、やっぱり生はいいなぁ」と。
そして同じく合唱入りだったケンさん指揮モーさんレクイエムまで思い出し．．．
ああ、あれは素晴らしかった．．．じーん．．．
（モーさんレクイエムならつい先々月にもお聴きですが？）
あんなの思い出してジーンとするようになったら人間おしまいなんだよ、まだ書いてないけど。
（えーと．．．）
ところが．．．
耳が慣れてくるとどんどん粗が露わになり．．．あらあら．．．
（シャレか？）
えーと．．．そういうつもりはなかったんですが．．．
まず歌なしの部分になって、器楽が相当下手なことに気が付いた。
まぁそれでも金管は下手なりに音量を徹底的に抑えてくれていた点だけは評価したい。
あれだけ下手で大音量でやられてはたまらんからな。
（えーと．．．）
下手とは言え、音量抑えるのが難しい筈の金管でよくぞあそこまで抑えてくれた。
（何か一言多いような．．．）
ムジカ・アンティカ・サッポロや札響も見倣って欲しいもんだわ。
下手なら目立たない方が．．．いいんだよ～。
（．．．大丈夫かな？）
合唱はまぁまぁで、まぁ美しかったが、入れ代わり立ち代わり前に出てくるソリストの中には「音程外さずに歌えんのか？」というようなのも混じっていたり．．．
確か第1部のソプラノとバス。
確かに凄く音程のとりにくそうな歌ではあったが。
あんたらプロだろうが、一応。
「一応は余計じゃ」（←歌手）
付けられないで済む程度に歌えばいいだろうが。
特にソプラノ、あれだけ外しっぱなしだと聴いてて気持ち悪くて気持ち悪くて。
あの微妙な外し加減には感心もしたが。
（．．．）
結構上手い人も勿論いたけど。
要するに殆ど下手くその集まりだったのだ。
（えーと．．．）
しかも何も感じさせない。
これがいけない！
下手でも何かあればまだしも！
そういうのを第1部から第4部まで延々と聴かされてるうちにもう悲しくて悲しくて．．．おーいおいおいおい．．．
（えーと．．．）
こうなるとケンさんのモーさんレクイエムを思い出したのが申し訳なくなる。
（そこまで言わんでも）
そこまで言わなきゃケンさんに失礼なの！
（えーと．．．）
ポンポコおやじ指揮のモーさんレクイエムで十分だったわ。
（えーと．．．）
でもあれよりはましだったのかな？
何しろ昨日はあれだけ疲れていたのに90％位は辛うじて起きてたものな、一応。
ポンポコおやじのモーさんレクイエムでは90％位は寝ていたんだが。
（．．．）
上手い下手で言えば、札響の方が余程上手いと思うのだけどね。
それだけ指揮が肝心ということ。
昨日の鈴木雅明さんとかいうBCJ創設者のおっさんの指揮も、何も感じさせないのに起きていられたのは、恐らく長年のコンビによる呼吸で何かしらはあったのだろう。
演奏は下手だし感動するどころじゃなかったけど。
（一々一言多いんだよ、おまえは）
文句はこちらが言いたい！
何でこんなのばかり聴かなきゃならないんだ！
もう少し質の高い演奏聴かせろ！
もー嫌だ！
コンサートなんか行くもんか！
おうちで聴きたいもの聴いてよう．．．と思うのに．．．思うのに－！
おーいおいおいおい．．．
（だから何なのよ？）
えーと、今日はもう遅いのでまた。