あー、昨日はよく寝た。

(何処で?)

キタラで。

(もしかして...コンサート中?)

そうですが?

その前の週も寝てなかったか?)

そういえば...

(コンサートで寝るのが趣味で?)

そんなわけないだろが。

 

幾らキタラクラブ会員割引で3,000円を切るといってもだ。

(↑1番安い席しか買わない)

毎度毎度チケット買ってわざわざ昼寝に行くというのは...私としてもいい加減にしたいと思う。

なので...

 

タヌキおじさんはこの辺りで見切りを付けることにしました。

悪くはない。

でも良くもないのだ。

こういうのって実はちょっと厄介だ。

どれもそこそこにはしてくれるから悪い印象にはならない。

だから選択肢も少ない中では何となく行ってしまう。

そして悪くはない。

だがそこまでなのだ。

それ以上にはなりえない。

決して大いなる感動を与えてくれるような演奏にはならないのだ。

 

そもそも凄いもの、その人だけのものを持っている指揮者というのは、余程の事情でもない限り、1回聴けばその凄さはわかる。

じじさま然り。

アルミンクさん然り。

そしてゲルちゃん然りなのだ。

(先日のアルミンクさんが聴くの1回目だったら?)

えーと...

だから余程の事情がない限り、と断っております。

(余程の事情があったので?)

うーん...単に手抜きしたとしか思えないなぁ...あのクソ王子。

(おお!)

あんなクソ王子はほっとくとして。

(おおお!)

 

前にも書いたように、私今度のPMFで初めてゲルちゃんを聴いたわけでして。

肝心の曲であれだけクソじじーに邪魔されたにも関わらず、ゲルちゃんの凄さは十分伝わりました!

否、あのタコ8が始まってすぐそれを感じたからこそ!

クソじじーが許せなくて許せなくて無念が募るのです!キリキリキリ...

(↑いつまでも恨みに思う狭量カバ太郎)

ゲルちゃんでなければと思うほど、あの曲の本質に迫ってたのだ!

他の指揮者が振ったのなんて、まるで消化不良。

誰にでもできることじゃないんだよ。それをー!ぎりぎりぎり...

 

あああ、あんなことになるなら、ガラコンサートより前にあった千歳公演に行っておくんだった。

函館は無理としても、千歳なら行かれたのに...くくく...

悔しい悔しい悔しい!!うがーうがーうがー!!!

 

という無念を噛み締め、翌日芸術の森でのピクニックコンサートへ♪わはははは

(急に変わるな)

だって、やっぱり緑に囲まれての野外コンサートって、何か楽しみなんだもん。

もしかしたら今度こそゲルちゃん指揮タコ8を堪能できるかもしれないし。

 

ということで、再びやって参りました、芸術の森。

はーっ広大だなぁ...

今回はご飯は野外劇場の入口付近に出ていた屋台で買いました。

ちょっと食べにくかったけども。

高いし。

来年はやっぱり駅のコンビニでおにぎりと野菜ジュース買って行くことにしよう。

 

それでプログラムですが...

あまりにも長いので省略します。

(怠慢な奴め)

だってですねー、ガラの時のだって書くの大変だったんです。

今回それにさらに、自分が聴いてない分の方が曲目多いんですよ。

なんでそんなの書かなきゃならないのかと...

(また遅れたんかい)

あのな、これ12時スタートで終わったのは確か6時頃なのよ。

いやもっと遅かったかな?

幾らなんでも長すぎるだろうが。

 

まだまだ日が長かったその頃、6時間も外にいては日に焼けてしまう...

(紫外線対策すればいいだろうが)

オープニングの時だってしてたつもりなのに、焼けたのだ!

 

それに実は1人で行く身としては、途中でトイレに行きたくなったら面倒だな、と。

敷物片付けて行ったら、場所取られてしまうし、敷物だけ置いといても風で飛ばされるだろうし。

 

それに私の目当てはPMF賛歌以降ですから。

この日も3時過ぎ頃到着しました。

 

あ、因みにこの日は椅子席4,000円、芝生席2,000円です。

勿論、芝生席にしました!

(椅子席にしとけばトイレ行けたよ)

フッ、気の毒な椅子席の人達。

(は?)

ずーっと日が当たりっ放しでね。

あれは辛かったと思います。

カバさんはステージからずーっと遠い木陰におりました。ほほほ...

(...)

 

一応プログラムについて言っておきますと、ガラコンサートの第1部に千歳ジュニアオーケストラ演奏の「宇宙戦艦ヤマト」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」、PMFオーケストラメンバー演奏のモーさん「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」から第1楽章、弁当屋「七重奏曲変ホ長調」から第2,6楽章、ドボさん「弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 アメリカ」が加わったと思って下さい。

 

そして!カバさん到着はぴたり!

これからPMF賛歌が始まる所でした。

ま、間に合った。はーはーはー...

 

まずは木陰の芝生に敷物を敷きまして。

お弁当食べるのも後回しにして立ち上がり、ゲルちゃんの指揮で合唱。うるうるうる...

最後の金の紙吹雪はなかったけども。

やっぱり外でやってはいけませんから。

 

それからお弁当食べながら第2部開始を待ちまして。

...やっぱり日が短くなってるんだなぁ。

オープニングの時はもう本当に芝生席を囲んでいる木々のそばの方まで行かないと木陰に入れなかったのだけども。

この日はこの時点でもう随分と大きな範囲が木陰に。

なので、お弁当を途中で中断して、第1部の後空いたもうちょっと前のスペースに移動しました。

 

そして第2部開始!

はいいけどさ。

やっぱり外で神経研ぎ澄まして一音たりとも逃さないような聴き方は無理だよ。

それ以前に音がやはり飛んでしまう。

ちゃんと聴こえてはいるけども。

細部まで聴き通す、というのは無理がある。

会場周囲を走り回っている子どもたちもいるし。

ピクニックコンサートだから、ピクニック気分を味わいたくて来てる人や乳幼児連れも多くてしーん!と静まり返っているわけではない。

 

で、2曲目にまたあの下手くそソリストが出てきまして。

ついでにもっと木陰が大きくなったし、途中で帰るマナー違反者も多かったので、後半に備えて空いたスペースにまた移動。

その後も徐々に徐々に前の方へ移動して、外とはいえできる限り!後半のタコ8を聴くのに万全の体制を敷くようにしました!

 

こういう時は1人だと便利だ。

あまり大きくなくてもスペースあれば1人分位は何とかなる。

なので、ちょっとお写真を公開しますと、最初と最後でどの位距離を縮めたかがお分かりいただけるのではと思います。

 

まずこちらが合唱の直後

 

それからこちらが全部終了後

随分近付いたでしょう?

(で、ゲルちゃんはどこに?)

えーと...ステージの中央辺りにいると思うんですが...

(近いという割に全然見えないな)

実物ではちょっとは見えていたんだけどな...

何の!演奏さえ近くで聴ければ!

 

と思ったんですが...う...

気付いてしまったんです。下手くそソロの最中に。

「...」(←一々下手くそ扱いのソリスト)

スピーカーを使って、音を届けていることに。

 

これは下手くそソリストがあまりにか細い音でやってるからだけではなく、やはりあれだけ広い場所ではスピーカーなしでは遠くの聴衆まで音が届きにくいのでしょう。

しかし...スピーカーを通してしまったら...

 

いや、それでもゲルちゃん指揮タコ8なのだ!

と後半これだけ近づいて聴いたんですが...

うるさい幼児のそばにも近づいてしまいまして。うううっ...

演奏中に移動するのはマナー違反ですし。

そういうマナーの悪い奴が一杯いて不愉快だったが。

風がそよぐ中、できる限り神経を集中させて聴きましたが...

やはり野外であの曲は無理がある。

あの捉えるのが難しい曲の真髄に近づくには...ホールで聴かないと!

 

...しかし寒いなー。

(は?)

いや日影が長くなるにつれてどんどん寒くなってきてね。

ショールだけではちょっと寒かった。

何故日が高いうちに始めるか、やっとわかりました。

夕方から夜間にライトアップしてやるのも乙ですが、相当寒いと思います。

それだけ建物があるかないかが気温に関係してくるということですよ、建物一杯でクソ暑い東京の皆さん。

(...)

 

終わった後入口で撮ったのがこちら、野外ステージの裏側部分の側面

ツタが張ってるのが何とも風流です。

森ですなぁ。

 

それから下り坂をセンターホールの方へ

あ、到着時はまた野外ステージ入口付近まで臨時でバスが行ってくれました。

見ての通り、行きは結構上りますから。

 

帰りのバス乗る頃にはもう結構暗くなってました。

半月ほど前にPMFが始まった頃は、まだまだ明るかったのに。

日照時間の変化を痛感した帰りでした。

 

うう...ゲルちゃーん!