皆様、お喜び下さい!パカッパカッパカッ...

(...もふもふはどうした?)

フッ、それがこの喜ぶべき症状の表れ。パカッパカッパカッ...

遂にアルパカ病 から回復の途上にあるらしいのです!パカッパカッパカッ...

それで嬉しくてですね。パカッパカッパカッ...

このように走り回っております。パカッパカッパカッ...


つまり...パカッパカッパカッ...

昨日...パカッパカッパカッ...

(...どうでもいいけど落ち着いて話してくれない?)

それが喜びの余り走り回りたくて...パカッパカッパカッ...

「鬱陶しいんだよ、こらー!」(←読者からの罵声)

うう...そ、それでは落ち着いて...


昨日...カバさんは...遂に...「月光」第1楽章 を弾けたのです!

(おお!)

まだ途中で気分が萎えたりやめてしまおうかという気分に襲われたりと、弾いていても今一な精神状態ですが...

まずは弾く気になれた!

これが大きいと思います。

(おめでとー!)

ありがとー!

パーン!パーン!パーン!

(↑くす玉を割る音...って、そこまで喜ぶことか?)
うーむ、確かにまだまだ復調には遠く...

(いや病自体がアホ臭く...)

アホ臭いとは何だ、アホ臭いとは!


これもリハビリに励んだお陰...

(何かやったか?)

昨日スタジオ行ったの2週間ぶりなんです。

つまり2週間ピアノ弾かなかったわけで。

指が動かなくなるにもかかわらず時間を置いたことが精神的には功を奏したようなのです。

(それって...単に先週末はスタジオの予約が一杯だったからじゃないの?)

まぁそうなんですが...

ミもフタもない言い方をしないように!


ああ...思えばアルパカ王子様のあの音 に魅せられて1月半余り...

魅せられたはいいが恐ろしい病にかかって「月光」1のような情感溢れる曲が弾けなくなっていたが...

(別にそれに限らず今まともに弾ける曲ないんじゃない?)

...

病に苦しんでいるのにこうした容赦ない声も聞こえ...

しかし!

何も弾きたくない という状況から少なくとも多少は弾きたいと...

(↑思っても弾ける曲がない)

ずーん...

...それは練習すれば何とかなる!
(↑相変わらず前向き)

何か棘があるな...

(誉めたのよ)

誉めるのも時には棘になる!

(おお、わかるとは進歩したな...)

...


何はともあれ一応復活の兆し。

(復活のメザシ?)

ええ、復活を祝して今日はメザシの尾頭付きを...

じゃない!

あああ...復活はしても貧しさは変わらず...

タイの尾頭付き位は食べられるようになりたい...

(タイ好きだったか?)

いんや、別に。

(...)

...だからそういう話じゃなくて!


復活の...ねっとり月光第1楽章!

と言いたいところだが...

実はあまりねっとりは弾きたくないというのが今の心境。

少しばかりあっさり目に弾いてみたいという...新たな心境でもあります。

(メザシよりアサリを食べたいと...)

ええ、アサリは栄養価も高いですし...じゃないというに!


アレクサンドル君みたいにあっさり弾いてるのにそこから広がるあの深遠なる音楽性...は無理としても...

情感をたっぷり乗せて弾くのもいいが、それ以前に音自体をもう少し何とかしたいと...

それが...アレクサンドル君やアルミンクさんによって音楽の神髄というものに垣間触れることができた後の新たな心境なのでございます。

(ムリだろう)

...ぐぐぐ、勿論あんな音が出せるとは思っていないが。

せめて弱音 位はもう少し使えるようになれればとは...思うのだ!

(だからムリだって...)

確かになぁ...


昨日も弾いてて思ったんだけど...

アレクサンドル君て物凄い特殊な弱音 の際、鍵盤を寧ろ底までは下げず半分位で止めてるような気がするのだ。

すぐ近くで見た時 にもまさかとは思ったのだが。

でもそれで全ての音が揃ってまるで障ることなく妙なる調べとなるのは...

全部の鍵盤を同じ深さで寸止めしてることになるわけで...

これ人間にできることとは思えないんだけど。

(空手の極意を習得したのだろう)

空手で寸止めしても驚かんわ!


タッチが不安定な素人が底まで届かない弾き方してるのとはわけが違う。

こういうのは元々タッチがバラバラで、よって音もバラバラで聴けたものではない。

アレクサンドル君は全部の鍵盤を深さも強さも均一に寸止めするのだ。

物凄い速さで弾いていても。

しかも...更に信じられないことなのだが...その寸止めと同時に全ての音が...これ以上はない位の音楽を溢れさせるのだ。

そんなことが...可能なのか、人間に?

でもそうとでも考えないとあの「オンディーヌ」 は不可能。


...やめよう。

あれはやっぱり人間じゃない。

せっかく回復の兆しが見えてきたというのにまた悪化しては困る。

(回復のメザシ?)

くどい!

私はアサリを目指すのだ!

(...)

じゃなくて...回復もまだまだ途上。

まだまだ道は遠く...


そもそも今回はピアノでなくオケ聴いてここまで苦しめられたのだからして。

あまりにも...あまりにも...音楽な音を聴いてしまったが故...

(音楽な音?)

そうとしか表現できない。

(相変わらず表現力が貧困)

うるさいな。

音楽は心で感ずるものなのだ。


恐らく...

ピアノでならあれは人間じゃないと1人の神がかり的なピアニストに驚嘆し、まるっきり違う世界の住人(=音楽の精)という意識でいられたのが、複数の楽器が集まるオケでまでそれに類する音を聴かされ...

精神の平衡感覚が侵されてしまったのだろう。

(元からそんなもん持ってたか?)

...

今も不思議な感覚に陥る。

あの指揮者(アルミンクさん)とオケの間の呼吸を思い出すと。ううう...

もふもふもふ...

パカッパカッパカッ...

(治ってないじゃないか!)

いやだからまだ回復の緒に就いたばかりでして。
(...)