上の梵字は私、隆健の筆による、サンスクリット語・般若心経からの一文字です。
「 ダ 」と読み、発音します。
猛暑が続きます。皆様、くれぐれも、心して身を御守り下さいませ。合掌。
ブログを途中からお読み頂いた方々の為に、過去のブログを、改めてご案内させて頂いております。なお、私のつぶやきは実生活には何のお役にも立ちません・・・謝謝。
つぶやきを進めましょう
真言密教『喩伽の観法』
『真言密教』阿闍梨の修法・観法は古代インドの『喩伽の観法』です。
それがまっすぐに残っています。その体験に『大乗仏教の思想』が抱合されています。
座り方も、インドの表現でいけば『結跏趺坐』といい、姿形は似ていますが、『禅』の世界の『座禅』とは違います。
古代インド伝来の密教は中国に渡り、漢訳されて日本に伝えられましたが、そこにはインドの生粋が残されています。
『梵字』に『アン』字があります。この『アン』字の『喩伽の観法』があります。『アン』字の『喩伽の観法』はインドの『生粋』の観法です。この『アン』字観法を修法習熟すれば、真言密教の阿闍梨は、やがて、仏身となるのです。八葉・白蓮華に満月が浮かび、そこに『アン』字たる、光輝く『百光遍照真言王』を瞑想して観ずることができれば、そこは『即身成仏』の世界となるのです。
胎蔵曼荼羅を描く〔大日経『百字位成品』第２１〕では、最後に、「この諸々の本尊は即ち我なり、我即ち本尊なり、互いに相発起す」とあります。
【・・即ち・・なりの文章は＝（つまりイコール）・・と変えてください】
だんだん、話が真言密教と混同してきました。
【さあ、こんなところで真言密教の真髄『即身成仏』に繋がりました】
隆健のつぶやきは、そろそろインド（ネパール）の地、『お釈迦様・誕生』に入ります。
誕生するものは、みな、必要性があって誕生するということが、お釈迦様の誕生によって分かる気がします。密教も同じです。密教も必要性があって誕生しました。
空海の誕生もまったく同様です。空海の真言密教も当時の日本仏教界にどうしても必要な存在として誕生したと私は思っています。
空海の『即身成仏』論も勿論、必要性があって、誕生したのです。今後、そのことを踏まえてつぶやき続けて行きたいと思っています。
そして、必要性というテーマは、本当はみなさんに贈りたいメッセージなのです。
あなたも、私も、みな必要性があるからこそ生まれでたのですよ・・・と。
今日も長くなりました。謝、謝。