みなさま、こんにちは!
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今回は「うちの子ってオタクかも?!子どもが二次元キャラに夢中の場合は」のお話です
ずっと書きたいと思っていたテーマについに手が付けられるようになった喜びでいっぱいの私です(笑)
これから定期的に触れていくテーマですので、みなさま、迷わずついてきてくださいませ
さて、みなさま、アニメや漫画は好きですか?
・子どものころ良く観ていた
・今でも好きなアニメがある
・大人なのでアニメ漫画はもうみない
と、様々な意見があるかと思います
サブカルチャー文化、俗にいう「オタク文化」はいまや一大産業でもあり、日本独自の文化ともなっていますよね
海外からの注目も高く、年々、イベントやライブなど、催し物も増えているような状況です
ですが、夢中になりすぎてしまうケースもあり、部屋にキャラクターのグッズがずらりと並んだ様子をみると、お母さんは
・うちの子ってオタクなのかしら?!
・キャラクターばかり好きになって本当の恋愛ができるのか心配
・オタクのまま、大人になってしまったらどうしよう
と、少し心配になってしまいますよね
でも、大丈夫です!
私も二次元のキャラ大好きです。でも、ちゃんと結婚できました
もちろん、冗談じゃありませんよ~(笑)
さてさて、私のことはさておき、お子さんがアニメや漫画の世界にどっぷりと浸ってしまい、不安なお気持ちはとても良くわかります
ですが、だからと言ってグッズを取り上げたり、アニメや漫画を見せないといった強硬手段にでるのはNGです
例え取り上げたとしても、友達に見せてもらったり、ブックオフなどで安く購入しなおしたり、親のいない間に見たりするだけで、結局のところ解決には至りません
それよりも、自分の趣味を否定されたと猛反発をくらい、反抗期を長引かせるだけなので、絶対にやめましょうね
否定されればされるほど、どんどん深みにハマるもの、それが人間です
お子さんが二次元に嵌っている、そんな時は
アニメや漫画を単なる「娯楽」として見ず「一つの作品」
として見てあげましょう
お子さんから見たら、アニメや漫画は美術館に並んでいる名画同様、世界にたった一つだけの大切な「作品」であり、それを作り上げた作者さんは世界でたった一人の「巨匠」なのです
これはアニメ大好きな思春期女子が言っていた言葉なのですが
どうして絵画や絵本・小説は見て良くて、アニメや漫画はいけないの?
と疑問だ、とのことでした
アニメや漫画が好きな子どもは、その世界観やストーリー、登場人物などを「作品」として見ており、その内容に魅了されているからこそ、ハマっていくんです
特に、世界からの評価が高い日本のアニメや漫画は、ストーリーがよく作りこまれていたり、独自の世界観があったり、魅力あふれる登場人物がたくさんでてきたり、また「名言」を言うこともあったりするので、大人が読んでも考えさせらえる作品も多いのです
アニメや漫画はくだらない
とレッテルを張ってしまう前に
どうしてこの作品が好きになったの?
と、お子さんに話しかけてみてはいかがでしょうか
自分の好きなものを聞かれると、人は「受け入れてもらえた」と思うことができるので、心を開いてくれます
依存し過ぎないようにするためにも、こうした声掛けをし、好きなキャラクターについても
どんなところに惹かれたのか
を聞きながら、現実世界の人物に当てはめて褒めていくと良いと思います(芸能人で言うと○○さんみたいなタイプが好きなんだね、など)
こうしたコミュニケーションを続けていけば、二次元の世界にどっぷりと浸かることを防ぐ手段にもなりますので、試してみてくださいね
そして、お母さんもお子さんと一緒に楽しむつもりで接してみましょう
※過激な描写がある場合や、年齢制限の入った物に関しましては、お子さんの年齢と心理状態を見て、お母さんからきちんとお話してあげてくださいね。
今回は、サブカルチャー文化についてお話ししました。ご参考になれば幸いです
さて次回は「長所を伸ばすの?短所をなくすの?」のお話です!
お楽しみに!
思春期教育研究所アジュガ
代表 飯塚ひろみ
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子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、 行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。
音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。 不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。
結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。
杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。
2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。
カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言し、 性格の違いによる親子の相性、コミュニケーション方法をお伝えします。
反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。
「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」「最強の行動思考回路を作る パルテノン型 目標設定法」講演会・セミナー・ワークショップも開催。
2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講
合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」
現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。 思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。
資格一覧
中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許 一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士