王様の耳はロバの耳 -25ページ目

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


ムカつくと
歯ぎしりする人が居ると

誰もが、内心、呆れ
ため息が、漏れそうに成る。

誰もが、ため息を堪えながら
其々が、次の行動に移る。

ざまあをみろと

ため息、混じりに
呟やいたり

ため息を、堪える者の
代弁者のように

歯ぎしりする人に
相対し、手を差し伸べ
宥めようとする人も居る。

すると、察しはいいのか
代弁者として
現れた者の背後に
守られている者を見て

自分ばかりが
悪者にされ
恥をかかされ
咎められているように
感じて

ますます
道から逸れてしまう
憐れな臆病者は

ざまあを見るどころか
現実から目を反らし

自分が
ムカついていることが
正当なことのように

他人には関係のない
私事の主義主張を
訴え情けを買う真似をして

ため息を
堪えていた者の中から

火に油だ。
目もあてられない。と
ため息を漏らした者を

自分の気持ちを
理解してくれる味方と称し

はじめに
相対してきた者と
対峙して
競い争い、競り合い
張り合う真似をして

はじめに
相対してきた者からも
ため息を引出しては

はじめのことを
有耶無耶に
自分が正しく
誰かに、勝ったことにして

ほんの束の間

何も正せていないのに
他者と肩を並べることが
出来たかのように
振る舞っては

出来てないこと
そのままに

同じところで
躓いて

自分本位が故に、
自分の殻を破れない
自分以外のモノのために
堪えることを学べぬまま

地団駄踏んで生きてゆく。

不憫なことだけれど

自業自得
因果応報

やがて誰も
口を挟むこともなく

取り残されては

やがて、年端も
いかない者にも

取り残されて

かつての同朋が
遠くにいってしまったように
感じるだけ

そうしてまた
年端もいかない
若人の気持ちが
分かる大人のように
振る舞っては

やがて、また
独り、取り残されてゆく

人生も
世の中には
あるようだ。