王様の耳はロバの耳 -23ページ目

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


人間の愚かしさは
チャームポイントでも
あるのに、

自分の愚かしさを
虚飾や虚勢で偽って、

自分よりも
アイツの方が…
愚かしいじゃないか。と

自分とは違う人間の
愚かしさを
引き合いに、

自分とは
違う人間の愚かしさを
否定してしまった人は

哀しいかな
何故だか

そのような
有り様のまま

他者からの
愛や情けに
救いを求める
真似をしてしまっては

必然的に

求めたモノを
与えられても

自分が求めて
しまったが故に

愛や情けが
ソコにあるとは
信じれず

人間らしい
愚かしさを
自ら悲哀に変えてゆく。

根は正直で
根は真面目で
自分がうっかり
衝動的に動いてしまった
罪を自ら背負うように

自らの
人間らしい愚かさを
他者に咎められ
否定されることを畏れて

自らに鞭打つように
人間らしい愚かさを
自ら否定する真似をする。

罪業を背負い
行脚しているように

誰かからの
おぼしめし
愛や情けを頂けたら
その苦行から
自分も解放されるだろうに…と
愚かしくい夢を見て

この世界に
自分とは違う人間が
存在することを
認めることで

自分の足場が
崩れてしまうかのような
畏れを抱え続け

ふとすれば、
泣きながら憤り

必死に、
人間らしい愚かしさに
自分が捕まることに抗っては

人間らしい愚かしさを
そのまま悲哀に変えてゆく。

本来、人間らしい愚かしさは
人の心を、温め
癒やすものなのに

自分の愚かしさを否定して
虚勢、虚飾を
纏ってしまっては

自分自身が
嘘をついて偽って
罪の意識か

自分の愚かしさを
他者に否定され
咎められることを
畏れては

自ら、他者の愚かしさを
否定し、馬鹿にし
咎めてしまっては

己の業を 自ら深め
雁字搦めに
泥沼にでも
引き摺りこまれる
形相で

愛や情けに
救いを求めては
足りることもなく
あいも変わらず

泣きそうな形相で
虚飾、虚勢を張って
強がって

反省もせずに
うっかり、また、

他所の誰かの愚かしさを
引き合いに出して、
馬鹿にして

アイツ方が
自分よりも、
愚かしい
真似をしているクセに

自分とは違う誰かが
自分とは違い
愚かしい
真似をしている。と
 
他者の愚かしさを
馬鹿にし、
否定する真似をしてしまえば

人は、愛や情けや救いを、
他者に求めるような
人間らしい愚かしさを
そのまま体現しては

視野を広く
辺りを見渡し
ありのままを
素直に受け止めれる
無垢で無邪気で
無心の者へ

人間と云う生き物の
愚かしさを
認めさせてゆく。

他力本願成就を
願うことが出来るように
なるころには

誰もが
人間らしい愚かしさを
慈悲をもって受け止めて

抗いようのない
自分の罪
自分と人間の
愚かしさを
悔いをも伴い認めては

自身の未来のあり方を
変えれるように

再び、自分の人生の
スタートラインに
立ってゆく。