王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


不安として
膨らむ前の
漠然とした畏れは
  
何かしらの
したいことを
自らが、見つけて
 
自らの判断に
責任をもって専念し

何かしらに
意を決して
集中することで

漠然とした畏れを
自らが、超えれば

後は、
人間という生き物の
特性として

人が、それぞれに   
漠然と感じる畏れに

自らが、敬意、 
畏敬の念を禁じえず。

それが、自らの、
人としての
尊厳を守護する。

この世界で
何かしらに畏れを
抱いている他者を前に

他者に
同情するフリをして 

自分の弱さを
他者に重ねて  
慰み哀れんで
自分の弱さに加担して

他者の弱さに感化、
触発されたから
揺れ動いたことにして

畏れを抱える
他者を見下し
馬鹿にするように

自らの立場が上のように
錯覚してしまえば

自業自得
因果応報 

振り出しに戻り
漠然とした畏れに
急き立てられる。

自分自身の選択が
自らの不安を膨らませたり

自らのこの世での
有り様をも
揺さぶってしまう。

畏怖していたものが
自らの在り方で
畏敬に変わる時

この世界の根源のような
初めから存在していた
何かに、

救われたように
感じるだろう。  
  
自らが、救われたからと
誰かと友に往きたい。と
欲をかき友引を望む貴方が

他者と同じ何かを背負い 
他者と同じ何かを畏れ

貴方が選んだ何かに
貴方が専念集中し

貴方とは
違う何かを選んだ 
他者を横目に
 
他者も貴方と
同じ何かを
今、選択し
専念、集中したならば
 
今、そんな目に合わず
救われただろうに。と
  
他者を慰み哀れむことで
今の自分の有り様を
慰み肯定する自慰に及べば

自らが選んだ何かに、
専念、集中
出来なくなった自分に
気付けぬまま

漠然とした畏れを
自分がそのままに
他所見をしていることに
気付けずに

自分自身の
尊厳をも
確固と守護できぬまま

迷い、葛藤、苦悩
漠然とした畏れを
不安として膨らませ
 
何かの
罰であるかのように 
重い荷を
抱え続けることもある。

他者の抱える
迷い、葛藤、苦悩
他者を急き立てる焦燥、
何かしらを畏れる有り様

他者が抱え
背負う荷に、
敬意、畏敬の念を
覚えれば

慈愛慈悲の念。

人は、その縁に
救われたことを
知れるのだろう。





畏怖する