王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


いつも、いつも
思ってしまう。

今日、人間が
食べている
多くの食材の
ありのままを
目にする度に、

飢餓の時代に
必死に
食せる物を探して
生き抜いた
人々の姿が瞼に浮かび

いつも、いつも、
遠く、遠くを
思ってしまう。